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【東京都議選】渋谷区、第一党争う「天王山」に 「劇場化」自民警戒×総取り狙う都民ファースト

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【東京都議選】
渋谷区、第一党争う「天王山」に 「劇場化」自民警戒×総取り狙う都民ファースト

 東京都議選で自民党が結党以来、議席を獲得してきた渋谷区選挙区(定数2)が激戦区として注目を集めている。小池百合子知事率いる「都民ファーストの会」は元アナウンサーの新人に公認を出し、選挙の強さに定評のある無所属現職を推薦。自民は昨年の補選で当選した現職が迎え撃つが、陣営には“小池劇場”への警戒感も漂う。(高橋裕子)

 都民ファーストの新人、龍円愛梨氏は元テレビ朝日アナウンサーでシングルマザー。ダウン症の長男(4)を出産した米国に比べ「日本は障害児を育てるための情報やサポートが足りない」と感じ、小池氏主宰の「希望の塾」に入った。小池氏の公約の誰もが活躍できる「ダイバーシティ」の象徴的な候補といえ、都民ファーストは自民が議席を保持し続けてきた渋谷区選挙区への擁立を決めた。

 都民ファースト関係者によると、小池氏は東京五輪・パラリンピックのメイン会場の新国立競技場が渋谷区にまたがる形で整備されることを踏まえ、五輪の機運醸成に向けた環境づくりのために渋谷区選挙区の議席確保を重視。同選挙区で過去4期にわたり議席を獲得し、選挙の強さに定評がある無所属現職の大津浩子氏への推薦も決めた。

 都民ファースト系の候補2人擁立という強気の戦略に打って出たが、都民ファースト内で票を食い合うリスクもともなう。龍円氏、大津氏への推薦を決めた公明党関係者は「きれいに票が分かれないかもしれない」と話す。

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