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【北ミサイル】日中、対北で立場の違い鮮明 楊氏、首相との会談で対話重視の意向

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【北ミサイル】
日中、対北で立場の違い鮮明 楊氏、首相との会談で対話重視の意向

安倍晋三首相(右)と握手する中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)国務委員=31日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影) 安倍晋三首相(右)と握手する中国の楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)国務委員=31日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 安倍晋三首相は31日、官邸で、中国外交担当トップ、楊潔●(よう・けつち)国務委員の表敬を受け、核・ミサイル開発を進める北朝鮮への対応で日中両国が緊密に連携することを確認した。また、首脳間の対話などハイレベルの交流を通じ、日中関係の改善を図っていくことで一致した。ただ、楊氏は北朝鮮問題で対話路線を重視する意向を示し、圧力を強化したい日本と立場の違いを鮮明にした。

 楊氏は、5月29~31日の日程で来日した。今年が日中国交正常化45周年にあたることを踏まえ、7月7、8両日にドイツ・ハンブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議の際の安倍首相と習近平国家主席の会談実現に向けて調整するのが目的だった。

 安倍首相は会談の冒頭、楊氏に向かって「両国がともに取り組むべき喫緊の課題としては北朝鮮の問題がある。この問題を平和的に外交的に解決していく上においても、強い影響力を持っている中国とわれわれが協力して取り組んでいきたい」と述べ、日中の連携を呼び掛けた。報道陣の前で発言すれば中国指導部にも確実に伝わることを計算してのこととみられる。

 会談ではさらに「今は北朝鮮への圧力を強化することが重要であり、さらなる建設的な役割を果たしてほしい」と訴えた。

 これに対し、楊氏は「問題の平和的な解決を堅持している」と強調。「各国が建設的な役割を果たすことを期待する」と述べた。

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