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【豊洲問題】豊洲地下水 再び基準100倍ベンゼン 専門家会議、追加対策案を提示

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【豊洲問題】
豊洲地下水 再び基準100倍ベンゼン 専門家会議、追加対策案を提示

ビル群を背景に広がる豊洲市場。奥が水産仲卸売場棟、手前が水産卸売場棟=東京都江東区(本社チャーターヘリから、桐原正道撮影) ビル群を背景に広がる豊洲市場。奥が水産仲卸売場棟、手前が水産卸売場棟=東京都江東区(本社チャーターヘリから、桐原正道撮影)

 豊洲市場(東京都江東区)の土壌汚染対策を検討する都の「専門家会議」は18日、築地市場(中央区)で会議を開き、地下水モニタリング調査で、4月に採取した水から環境基準の最大100倍のベンゼンなどの有害物質を再び検出したことを公表した。

 また、専門家会議は有害物質を含む地下水の封じ込めを目指し、総額40億~95億円で地下空洞の底をコンクリートか特殊シートで覆い、換気設備を整備する追加対策案を示した。「地下水管理システム」も最大25億円かけて強化する。

 小池百合子知事は、専門家会議や市場問題プロジェクトチーム(PT)の報告を参考に「市場のあり方戦略本部」で移転可否を総合的に判断するとしており、今回の追加対策案は判断に影響を与えそうだ。

 追加対策案は、地下水が地下空洞で気化することを防ぐのが目的。都の試算によると、コンクリート案は契約から工事まで約8カ月を要し工事費と65年間の維持費で総額40億~50億円。特殊シート案は2年近くかかり同85億~95億円。さらに地下水管理システムの揚水機能強化には工事費に20億~25億円を要し、年間維持費は現状の約2億4千万円に5千万~6千万円の上乗せになる見込みという。

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