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【東京都議選】「なんとかファーストは、ラストじゃないか」 菅義偉官房長官、小池百合子知事側に皮肉 異例の自民総決起集会出席で対決姿勢

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【東京都議選】
「なんとかファーストは、ラストじゃないか」 菅義偉官房長官、小池百合子知事側に皮肉 異例の自民総決起集会出席で対決姿勢

総決起大会でであいさつする菅義偉官房長官。左は下村博文自民党東京都連会長=13日午後、東京・永田町の自民党本部(古厩正樹撮影) 総決起大会でであいさつする菅義偉官房長官。左は下村博文自民党東京都連会長=13日午後、東京・永田町の自民党本部(古厩正樹撮影)

 菅義偉官房長官は13日、自民党本部で開かれた東京都議選(6月23日告示、7月2日投開票)の総決起集会に出席し、「なんとかファーストという新しい政党は、何をなすべきかが明確になっていない」と述べ、小池百合子都知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」との対決姿勢を鮮明にした。

 都議選で自民党は全42選挙区に候補者60人の擁立を予定している。都民ファーストの会も全選挙区での擁立を模索するが、候補者はまだ出そろっていない。こうした状況を踏まえ菅氏は「候補者もなかなか決まっていない。ファーストじゃなくてラストじゃないか」と皮肉った。その上で「パフォーマンスやイメージで戦おうという候補者に負けるわけにはいかない」と気勢を上げた。

 自民党では主な役職に就いていない菅官房長官が、都議選に向けた総決起集会に出席するのは異例。関係者によると、中国を訪問中の二階俊博幹事長や、古屋圭司選対委員長の「代理」として参加したという。

 菅氏は、東京都の主導で検討された2020年東京五輪・パラリンピックの仮設施設の費用分担問題が、結果的に政府の調整で決着したことをアピールし、「もっと早くやっていればいいのにな、と思った」と、小池氏の「決断力」にも疑問を投げかけた。

 築地市場の豊洲市場への移転問題も取り上げた菅氏は「移転が決まっていたのに知事の判断で延ばした。(豊洲市場の維持費などで)毎日500万円を超えるお金が出ていく」と指摘。さらに、豊洲市場の整備費(約6000億円)が、菅氏の出身地である秋田県の年間予算(約5600億円)を上回っているとして、「東京は6000億円も使って、安全なのに、なんで利用しないんだろうとみんな思っている。こうしたことも早く判断してほしい」と小池氏に求めた。

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