産経ニュース

「混合介護」本格解禁へ 松本洋平・内閣府副大臣「ルール整備し、料金透明化」

ニュース 政治

記事詳細

更新


「混合介護」本格解禁へ 松本洋平・内閣府副大臣「ルール整備し、料金透明化」

 内閣府の松本洋平副大臣(規制改革担当)は8日までに産経新聞のインタビューに応じ、介護保険と保険外サービスを組み合わせる「混合介護」の本格解禁に向け、料金の透明化など利用者保護に必要な仕組み作りを検討する考えを示した。(山口暢彦)

 「混合介護」の本格解禁については、厚生労働省などが「高齢者が不当に高い利用料をとられかねない」と慎重な姿勢を示している。規制改革推進会議が6月にも予定する答申策定に向け、松本氏は懸念払拭に努める考えだ。

 介護保険法では「混合介護」が認められている。だが、原則1割負担で利用できる介護保険のサービスと、保険外のサービスを組み合わせて、同時・一体的に提供することは許されていない。このため、事業者からは「創意工夫できず、収益性が上がらない」などの声が上がっている。

 松本氏は「少子高齢化が進む中、より質の高い介護を全利用者に提供したい」として本格解禁の必要性を強調した。その上で「メリットとデメリットを分析しながら、段階的に進めていきたい」と述べた。

 厚労省などが懸念するサービスの正当性の維持は「簡便な料金方式を定め、分かりやすく利用者に提示できるルールを作ることでこたえられる」と強調。その上で、サービスの保険外部分が不当に膨らまないよう「(保険外の割合を)一定の範囲にとどめ、上限を設ける」考えも示した。

 規制改革推進会議は4月、早期に「混合介護」を本格解禁するほか、事業者や自治体向けとなる指針の策定を厚労省に求めた。松本氏は答申を自身の考えに「できるだけ近づけたい」と述べ、今後、調整を進める考えも示した。

このニュースの写真

  • 「混合介護」本格解禁へ 松本洋平・内閣府副大臣「ルール整備し、料金透明化」

「ニュース」のランキング