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【天皇陛下譲位】陛下の公務に関する情報提供、宮内庁の協力得られなかった 有識者会議、議論深まらず

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【天皇陛下譲位】
陛下の公務に関する情報提供、宮内庁の協力得られなかった 有識者会議、議論深まらず

天皇陛下の譲位への対応などを検討する「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(第13回)の会合に臨む座長の今井敬経団連名誉会長(右から2人目)ら=4月13日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影) 天皇陛下の譲位への対応などを検討する「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(第13回)の会合に臨む座長の今井敬経団連名誉会長(右から2人目)ら=4月13日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 このため、最終報告では、陛下の譲位後の活動のあり方について「宮内庁から『仮に御代替わりがあった場合には、陛下が象徴としてなされてきた行為については、基本的に全て新天皇にお譲りになることになるものと理解している』との説明があった」と記述するのにとどまった。

 関係者は「陛下のお暮らしの具体像は宮内庁が握っており、それを出してくれないのは困った。情報があれば最終報告の内容も変わっていたのではないか」と語った。

 宮内庁側は産経新聞の取材に対し、「有識者会議にどんな資料を出したのかは基本的にお答えできないが、一年間の陛下の公務が記載されたご動静をまとめたものを提出するなど、可能な範囲で必要な協力を行ってきた」と回答。その上で「陛下の起床時間や就寝時間、食事の時間など、公務に関係のない全くプライベートに関わることは、どこから求められても公にすることはできない。それによって有識者会議のメンバーに不満が残ったり、それ以上、要求されたりすることはなく、会議の議論に何も支障はなかったと認識している」としている。 

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