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【北朝鮮情勢】北朝鮮の攻撃に備え地下鉄駅などに食糧や寝具を 自民党が政府に提言へ

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【北朝鮮情勢】
北朝鮮の攻撃に備え地下鉄駅などに食糧や寝具を 自民党が政府に提言へ

北のミサイルに備える自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)(ロイター) 北のミサイルに備える自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)(ロイター)

 自民党安全保障調査会(会長・今津寛衆院議員)が、北朝鮮から核ミサイル攻撃を受けた際の避難先として地下鉄駅などの施設を活用し、食糧や寝具などの生活用品を備蓄するよう政府に提言する方針を固めたことが26日、分かった。今国会中にまとめる次期中期防衛力整備計画に向けた提言に反映させる。近く開く調査会の会合で、活用のあり方について議論する。

 核攻撃の爆風や熱線から身を守るには地下施設への避難が望ましい。核シェルターの整備は膨大な予算を必要とするため、当面は既存施設の活用で対応する考えだ。政府の「国民の保護に関する基本指針」は都道府県知事が指定する避難施設として「都市部においては地下街または地下駅舎を必要に応じて指定する」としている。

 ただ、現状の地下街や地下駅舎には、長期の避難を前提にした生活用品が備わっておらず、爆風の流入を防ぐ設備も十分とはいえない。実際に備蓄や設備を整える際、国、地方自治体、民間の費用負担割合をめぐって調整が難航する可能性がある。

 避難者が殺到した場合の混乱で死傷者が出る恐れもあり、緊急事態を想定した訓練も必要となる。

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