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【主張】米副大統領の演説 平和に向けた力の誇示だ

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【主張】
米副大統領の演説 平和に向けた力の誇示だ

 外交上の解決へつなげるため、軍事挑発を重ねる北朝鮮と、その「後ろ盾」となってきた中国に圧力をかける狙いがある。そのことを理解する必要がある。

 北朝鮮は、国連安全保障理事会の決議に反し、各国の非難も無視して核実験や弾道ミサイル発射を繰り返してきた。化学兵器を大量に生産し、保有している。そのうえ、日米に核攻撃の脅しまでかけてくるようになった。

 これほどの無法国家に、軍事的圧力を伴わずに対話を呼びかけても効果はなかろう。オバマ前政権の「戦略的忍耐」なども通じなかった。相手の時間稼ぎになってしまうだけである。

 米国は過去20年間の外交努力がことごとく失敗したと認め、政策転換を図ろうとしている。安倍首相はペンス氏に「対話のための対話では意味がない」と圧力強化の必要性を指摘した。それも現実的に平和を追求している証しだ。

 国会では共産党などが、米国に軍事的選択肢の放棄を日本が迫るよう主張している。これでは北朝鮮が喜ぶばかりだ。平和を損なう原因は、北朝鮮が作っている。国会が率先して論じるべきことは、いかに抑止力を高め、国民を守り抜くかである。

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