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岸田文雄外相「未来永劫、安倍総理1人に頼り続けることも許されない」「お公家集団と揶揄、批判も謙虚に」 宏池会60周年記念パーティーあいさつ全文

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岸田文雄外相「未来永劫、安倍総理1人に頼り続けることも許されない」「お公家集団と揶揄、批判も謙虚に」 宏池会60周年記念パーティーあいさつ全文

パーティーであいさつする岸田外相=19日午後、東京都内のホテル パーティーであいさつする岸田外相=19日午後、東京都内のホテル

 当時の宏池会は、会長が宮沢喜一先生、名誉会長が鈴木善幸先生。そして毎週木曜日には今はなくなってしまった自転車会館の5階の部屋で例会が開かれていたが、会長、名誉会長を中心に両側に河野洋平先生、加藤紘一先生、村山達雄先生、相沢英之先生、さらには林義郎先生、また池田行彦先生、こういった先生方がずらっとひな壇に並んでいた。それに続いて堀内光雄先生、古賀誠先生、麻生太郎先生、谷垣禎一先生、丹羽雄哉先生、小里貞利先生、こういった先生方がずらっと続いて、誠に壮観でありました。

 私も毎週例会においてこうしたそうそうたる先生方の議論を末席において、わくわくしながら聞き、政策を学び、政治の厳しさを知り、人生まで学ばせていただいた。このことは私にとってかけがえのない思い出であり人生の財産になっています。

 こうした宏池会の歴史の根底には、設立趣意書にもある通り、「自得するところあって、綽綽たる余裕」、こうした信念があったことをわれわれは忘れてはならない。わが国は戦前の一時期、大変重苦しい社会の空気の中にあって、全体主義あるいは権威主義に支配され、大変残念な歴史を経験した。こうしたものに対する反省に基づいて、多様性を愛し、柔軟で自由で闊達(かったつ)な政治、いわゆるリベラルな政治を目指そうというのが宏池会発足の姿であります。

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