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【歴史戦・第17部新たな嘘(中)】軍艦島、荒唐無稽な印象操作 別の炭鉱写真使用…韓国テレビ、誤り認める

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【歴史戦・第17部新たな嘘(中)】
軍艦島、荒唐無稽な印象操作 別の炭鉱写真使用…韓国テレビ、誤り認める

『目で見る筑豊の100年』(郷土出版社)掲載の明治中期における採炭作業(上)と、韓国・釜山の国立日帝強制動員歴史館で、朝鮮人労務者の過酷な労働実態として展示されている写真(下) 『目で見る筑豊の100年』(郷土出版社)掲載の明治中期における採炭作業(上)と、韓国・釜山の国立日帝強制動員歴史館で、朝鮮人労務者の過酷な労働実態として展示されている写真(下)

 韓国MBCテレビ『イブニングニュース』は2月8日放映の番組で「軍艦島」として知られる端島炭坑(長崎県)を特集した。同日付の産経新聞が今夏公開予定の韓国映画『軍艦島』(監督・柳昇完(リュ・スンワン))の予告編について、朝鮮人の少年たちが体を縮ませたまま採掘作業する姿などを「事実と異なる」と報じたのに反論するのが目的だった。

 番組は「極右傾向のあるメディアである産経新聞」との出だしで始まったが、反論どころか、使われた写真は軍艦島とは異なる場所で撮られたことが専門家らの調べで明らかになった。

 九州大教授の三輪宗弘は「ほとんどすべての写真が端島炭坑に該当しない」と言い切る。三輪がまず指摘したのが端島で人々が働くとされた風景だ。

 「貝島炭鉱(福岡県)の露天掘りの模様を写したもので軍艦島と全く違う」

 三輪はこう語る。続いて、三輪が挙げたのが狭い場所で男性が横になって掘っている写真だ。これは明治中期の筑豊の炭坑の様子を写したものだという。

 炭鉱労働に詳しい日大名誉教授、田中直樹も「機械化が進んでいた端島であんな手掘りは荒唐無稽としか言いようがない」と語る。

 番組では黒ずんだ労働者たちが並んで立つ様子を「強制徴用された韓国人被害者」と説明した。だが、写っているのは朝鮮人ではない。写真は大正15(1926)年9月に当時、北海道にあった旭川新聞が道路建設工事現場での虐殺致死事件を報じた際のもので、朝鮮人の存在をうかがわせる記述はなかった。

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