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【政界徒然草】待機児童は“1本足打法”では解決しない 国会はなぜベビーシッターの活用を議論しないのか

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【政界徒然草】
待機児童は“1本足打法”では解決しない 国会はなぜベビーシッターの活用を議論しないのか

民進党の山尾志桜里氏は、待機児童問題を国会で精力的に取り上げているが、抜本的な解決策は政府も与野党も提示できていない=2月27日、衆院第1委員室(斎藤良雄撮影) 民進党の山尾志桜里氏は、待機児童問題を国会で精力的に取り上げているが、抜本的な解決策は政府も与野党も提示できていない=2月27日、衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)

シッターに後ろ向きな行政

 ただし、考えなければならないのは、日本ではベビーシッターに抵抗のある家庭や親がまだまだ多いという事実である。「見知らぬ人を家に上げたくない」「見知らぬ人に子供をみてもらいたくない」「保育園の方が安心」といった声は根強い。もちろん、費用が高いという事情がある。

 行政側もシッターに後ろ向きだ。厚生労働省のホームページをみると、ベビーシッターを利用するときの留意点が挙げられており、「事前に面接を」「預けている間もチェックを」などと記されている。「ベビーシッターは危ないので注意しましょう」といわんばかりの記載内容だ。

 実際はどうか。ベビーシッターには集団保育にはない魅力がいくつもある。保育園よりも目が行き届き、感染症や昼寝中の事故のリスクが極端に少ない。何より、プロの保育を独占できるという利点がある。

 キッズラインは、保育士資格の有無や経験などシッターの詳細な情報を開示することで利用者の不安を解消し、サービス利用後の評価もグルメサイトのように公開している。こういう取り組みが従来のベビーシッター像を転換しているといえる。

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