産経ニュース

【日露2プラス2】日露外相が安倍首相の4月下旬訪露を確認 3年ぶり2プラス2を都内で開催

ニュース 政治

記事詳細

更新

【日露2プラス2】
日露外相が安倍首相の4月下旬訪露を確認 3年ぶり2プラス2を都内で開催

日露首脳会談前にロシアのプーチン大統領(左)を出迎える安倍晋三首相=平成28年12月16日、首相官邸(斎藤良雄撮影) 日露首脳会談前にロシアのプーチン大統領(左)を出迎える安倍晋三首相=平成28年12月16日、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 日露両政府は20日、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)を東京都内で開催し、核・ミサイル開発を進める北朝鮮をめぐり、日本とロシアが連携して挑発行為の自制や国連安全保障理事会決議の順守を求める方針で一致した。これに先立ち、日露外相は安倍晋三首相が4月下旬に訪露することを確認した。

 2プラス2で、日本側は露軍が昨年11月に北方領土の国後、択捉両島での地対艦ミサイル「バスチオン」配備を表明したことや、クリール諸島(北方領土と千島列島)での師団増強方針に抗議。稲田朋美防衛相はロシアが最新鋭戦闘機Su35などを中国に売却していることに懸念を表明した。

 これに対し、ショイグ露国防相は年内にミサイル配備を終える方針を示した。師団増強については、クリール諸島が属するサハリン州で計画しているとして、「第三国に対するものではなくロシア国土の防衛上必要だ」と説明した。

 また、ロシア側は、在日米軍などの弾道ミサイル防衛(BMD)システムについて「アジア太平洋地域の戦略バランスを崩す恐れがある」と懸念を表明した。稲田氏は、米軍と自衛隊のミサイル防衛は北朝鮮の脅威に対処するものだとして理解を求めた。

 ショイグ氏は、2プラス2に先立ち行われた防衛相会談で、露軍と自衛隊の制服組トップの相互訪問を再開するよう求めた。稲田氏は2プラス2後の共同記者会見で、年内に海上自衛隊の練習艦隊による露ウラジオストクへの寄港を調整する考えを示した。

 日露2プラス2は平成25年11月の初会合以来約3年4カ月ぶり。ロシアがウクライナ南部クリミア半島を併合して以降、2プラス2を開催するのは日本が初めて。

「ニュース」のランキング