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「水陸機動団」創設準備は最終段階 米海兵隊との訓練で練度向上 今後は装備品の充実も焦点

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「水陸機動団」創設準備は最終段階 米海兵隊との訓練で練度向上 今後は装備品の充実も焦点

 隊員の練度向上に加え、装備の充実も課題だ。AAV7は速度やサンゴ礁を乗り越える能力などに難があるとされ、防衛省は国産水陸両用車の研究に着手。日米共同開発も視野に入れる。大量の人員や物資、上陸用舟艇などを搭載できる強襲揚陸艦の導入も検討課題の一つだ。ただ、揚陸艦を導入した場合、運用することになる海自関係者は「現在の海自の人員や予算の枠を維持したままでは運用するのは難しい」と打ち明ける。安倍晋三首相は防衛費に関して国内総生産(GDP)1%にこだわらない考えを示しているが、水陸機動団の態勢構築には大幅な防衛費増が必要となる。

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 【用語解説】水陸機動団 尖閣諸島(沖縄県石垣市)をはじめとした離島に他国が侵攻した場合、迅速に機動展開して奪還作戦に従事する水陸両用部隊。本部は陸上自衛隊相浦駐屯地(長崎県佐世保市)で、平成29年度末に隊員約3千人規模で発足する。25年12月に策定した「防衛計画の大綱」に盛り込まれ、14年に発足した西部方面普通科連隊が中核となる。米国製の水陸両用車「AAV7」などが主要装備。

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