産経ニュース

【水内茂幸の野党ウオッチ】「未来を選ぶ。」前にやることがある 民進党2017活動方針案を徹底解剖

ニュース 政治

記事詳細

更新

【水内茂幸の野党ウオッチ】
「未来を選ぶ。」前にやることがある 民進党2017活動方針案を徹底解剖

新しい民進党ゆるキャラ「ミンシン」を手にする蓮舫代表。求心力は回復するか=3月9日午後、東京・永田町の民進党本部(斎藤良雄撮影) 新しい民進党ゆるキャラ「ミンシン」を手にする蓮舫代表。求心力は回復するか=3月9日午後、東京・永田町の民進党本部(斎藤良雄撮影)

 民進党が12日午後1時からの定期党大会で採択する「2017活動方針案」を読むと、政党支持率が10%前後にとどまる理由がよくわかる。「強大で横暴」と安倍晋三政権へのレッテル貼りに勤しむが、党勢低迷の原因分析や対処策はない。さらには原子力発電のように、党内の意見対立をおさえられず表現が中途半端になった政策も多い。トラブルを恐れるあまり書きぶりがぼやけ、一体何がしたい政党なのか分からない。方針案の表題には「未来を選ぶ。」と書かれているが、その前にやることがあるだろうというのが率直な感想だ。

 方針案でまず目につくのは、安倍政権と徹底的に対峙する姿勢だ。

 「安倍政権が推し進める強者の政治、世界で台頭し始めている排他的・独善的な政治、分断の政治とは明確に対決し、共生の道を歩み続けます」

 「国民の声、暮らしの願いを置き去りにする強大で横暴な安倍政権と対決」

 「分かりやすくメリハリの利いた形で安倍政権への対立軸を提示することによって、民進党が政権交代可能な政党であることを国民に示します」

 野党第一党である以上、政府と対決姿勢を示すのは当然だ。ただし、挑む相手は政権発足後5年近くを経ても、なお支持率で58・8%(2月18、19両日、産経新聞社とフジニュースネットワーク調べ)を誇る安倍政権。対する民進党の政党支持率は、10・8%しかないことを踏まえなければならない。

続きを読む

関連ニュース

「ニュース」のランキング