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自民党麻生派、拡大路線まっしぐら 甘利明氏入会、谷垣グループ、山東派にも触手 くすぶる警戒論

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自民党麻生派、拡大路線まっしぐら 甘利明氏入会、谷垣グループ、山東派にも触手 くすぶる警戒論

自民党麻生派の会合に向かう麻生太郎副総理兼財務相(酒巻俊介撮影) 自民党麻生派の会合に向かう麻生太郎副総理兼財務相(酒巻俊介撮影)

 自民党内で久々に「派閥」の動きが活発化している。台風の目となっているのは麻生太郎副総理兼財務相率いる麻生派(為公会)。9日には甘利明前経済再生担当相ら5人の入会が正式に了承され、党内第3派閥(45人)に躍進した。麻生氏は谷垣グループ(約20人)などとの合流も視野に、さらなる勢力拡大に意欲的だ。だが、合流対象の派閥では“草刈り場”になりかねないとの警戒感も強い。

 「これからも安倍晋三政権のど真ん中で、間違いなくわれわれが政権を支えていく」

 麻生氏が会合の冒頭、こう力強く述べると、甘利氏も「麻生会長と力を合わせて日本経済の再興に微力を尽くしたい」と蜜月をアピールした。カメラのフラッシュを浴びながら甘利氏ら一列に並んだ新メンバーが抱負を述べるたびに拍手が起き、派閥事務所は歓迎ムード一色に。麻生氏が平成18年に麻生派を創設した当時の議員は十数人で、今や隔世の感がある。

 麻生氏は、さらなる勢力拡大に意欲を示す。2日の麻生派会合では「1人でも多く参加してもらいたい」と呼びかけ、こう続けた。

 「自民党内で大きな政策集団がお互いに政策を競い合う。かつて岸信介内閣の後に池田勇人内閣ができて所得倍増をやり、党内で大きなグループが次に別の政策をきちんと立ち上げてきた。それが自民党のもっとも安定した政権だった」

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