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【衆院予算委員会】安倍晋三首相、安定的な皇位継承「譲位問題と別に検討」

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【衆院予算委員会】
安倍晋三首相、安定的な皇位継承「譲位問題と別に検討」

衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相=26日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影) 衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相=26日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)

 衆院予算委員会は26日、安倍晋三首相と全閣僚が出席して平成28年度第3次補正予算案の基本的質疑を行った。首相は安定的な皇位継承に関して、「男系継承が古来、例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえつつ、今回の負担軽減の議論とは切り離して検討したい」と述べ、天皇陛下の譲位への対応とは区別する考えを示した。

 皇族の減少を防ぐ方策として取り沙汰される、戦後に皇籍離脱した旧宮家の皇籍復帰について、首相は「首相に就任する前、一つの選択肢としてありうると考えていた」と答弁。一方で「安定的な皇位継承については、今は私の考え方を述べることは控えたい」と語った。

 譲位に関しては「衆参両院の議長、副議長を中心に各党、各会派からの意見聴取が行われ、静かな環境のもとで議論が進められている。しっかりと受け止め、さらに検討を進めていく」と述べるにとどめた。

 首相は、北朝鮮のミサイル開発を念頭に、「わが国は敵基地攻撃を目的とした装備体系を保有しておらず、保有する計画もない」と指摘した上で、「さまざまな検討は行っていくべきだ」と強調した。

 一方、衆院議院運営委員会は26日の理事会で、補正予算案の採決を27日の本会議で行うことを佐藤勉委員長(自民)の職権で決定。参院予算委は26日の理事懇談会で30、31両日の審議を決めた。補正予算案は27日に衆院を通過し、31日に成立する見通しだ。

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