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維新と官邸、年始から蜜月演出 松井一郎代表、菅義偉官房長官と会談

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維新と官邸、年始から蜜月演出 松井一郎代表、菅義偉官房長官と会談

官邸を訪れ、記者団の質問に答える大阪府の松井一郎知事=6日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影) 官邸を訪れ、記者団の質問に答える大阪府の松井一郎知事=6日午前、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は6日、首相官邸で菅義偉官房長官と会談した。両氏は先月24日に安倍晋三首相らを交えて会食したばかり。新年早々の再会は、安倍政権との蜜月関係を演出して党勢拡大を図りたい松井氏の思惑と、国会運営などで連携を強化したい菅氏の狙いが重なったようだ。

 松井氏「大阪には世界遺産が一つもない。ぜひお願いしたい」

 菅氏「大阪に世界遺産もあったほうがいい」

 松井氏の訪問は、平成31年の世界文化遺産登録を目指す百舌鳥(もず)・古市古墳群(堺市など)の国内推薦候補選定への協力を求めるのが目的。なごやかに進んだ会談で松井氏は、維新の悲願だったカジノを含む統合型リゾート施設(IR)整備推進法成立への謝意を示すことも忘れなかった。

 元祖「第三極」を自負する維新にとって、今年は東京進出の足がかりとしたい都議選など、党の浮沈をかけた関門が待ち受ける。

 ただ、都議選では小池百合子都知事が自身の主宰する政治塾から30人超の候補者擁立に踏み切る構えだ。維新は小池氏と都議会自民党との対立を奇貨とし、首相官邸との協力関係もアピールして都議選での躍進を狙う。

 一方、官邸側にとっても、維新は安定的な政権運営のために不可欠な存在になりつつある。昨年の臨時国会では、与党と維新が法案採決で足並みをそろえる場面が目立った。今年の通常国会では、天皇陛下の譲位に向けた法整備など重要案件が多いだけに、維新の協力を確実にしたいところだ。(松本学)

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