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【小池百合子知事定例会見録】
最後の定例会見 1年を振り返り「爆発の年になりました」
「今日は、このプランについて、その特徴であります『3つのF』に沿って説明をさせていただきます。
まず、都民ファーストのFでございます。4カ年間の政策展開を考えております。それから、『FIRST戦略』が示します、首都・東京の成長戦略。そして、3つ目が明るい東京のFUTURE、未来ですね。この3つのF、ファーストと、それから、後ほど詳しく説明いたしますけれども、FIRST戦略、そして、FUTURE、将来、この3つのFに従って、これを柱にしてつくり上げました政策パッケージでございます」
「特徴の1点目が、4カ年間の政策展開でございますが、『セーフシティ』『ダイバーシティ』そして『スマートシティ』、この『3つのシティ』を実現して、『新しい東京』をつくるというものでございます」
「このプランでは、『東京都長期ビジョン』の取組をさらに進化・加速させます。そして、都民ファーストの視点でもって、大義ある政策を都民の共感を得ながら、積極的かつ計画的に展開をしていくというものであります」
「そして、このプランの中に掲げました幅広い政策を着実に実施していくために、長期ビジョンで掲げました政策目標を約500まで拡大いたしました。それまで360項目でありましたけれど、よりきめの細かいテーマを、ということで500にまで拡張いたしました」
「それから、事業費でありますけれども、29年度におきましては1兆4200億円、そして、4カ年で5兆6100億円を計画事業費として計上することを計算したところでございます。具体的な政策目標、取組は後ほどご紹介をいたします」
「2点目の特徴でございますけれども、『東京の成長戦略の方向性』でございます。2020年東京オリンピック・パラリンピック、この成功を東京ひいては日本全体が飛躍を遂げる絶好の機会と、これはチャンスだと捉えまして、2020年以降の持続可能な東京の成長につなげていく、このことが大変重要でございます」
「そこで、4つのChallengeと5つの戦略、これを書いてみました。『Challenge4』『Strategy5』ということでございまして、基本は『東京が世界で一番なのだ』と、そして、『東京が先頭に立って挑戦していく』誰かの後を追っていくというよりも、その先頭を切っていきましょう、ということ、その意気込みを示したものでございます」