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【正論】世界はトランプ氏の登場で流動性増す 日本流国際支援に誇りと自信を 日本財団会長・笹川陽平

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【正論】
世界はトランプ氏の登場で流動性増す 日本流国際支援に誇りと自信を 日本財団会長・笹川陽平

日本財団会長・笹川陽平氏 日本財団会長・笹川陽平氏

 TICADは93年以来、5年ごとに日本で開催されてきたが、アフリカ連合(AU、54カ国・地域)の強い要請で6回目の今回からアフリカと日本で3年ごとに開催することになった。大統領13人を含む各国の首脳も多数参加し、アフリカ諸国の対日期待感の高さをうかがわせた。

 今年は、笹川アフリカ協会(SAA)の設立30周年にも当たり、期間中、同じ会場で記念シンポジウムを開催した。SAAは84年、エチオピアを中心にアフリカを襲った大飢饉(ききん)に対する食料援助をきっかけに、ジミー・カーター米元大統領や緑の革命でノーベル平和賞を受賞した故ノーマン・ボーローグ博士の協力を得て発足した。

 食料支援は一時的に空腹を満たすことができるが、食料問題を解決するには農業増産こそ欠かせない。SAAでは「魚を与えるより釣り方を教えよ」の考えの下、計14カ国で約6千人の農業普及員を育成し、農業の普及に向け文字通り第一線で活躍している。

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 国の発展には道路や港湾などインフラの整備はもちろん欠かせない。しかし国の将来を切り開いていくのはやはり人である。われわれの取り組みに限らず、JICAの専門家研修や文部科学省の官費留学、青年海外協力隊など、日本が取り組む人材育成支援はアフリカでも高い評価を得ている。

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