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【正論】世界はトランプ氏の登場で流動性増す 日本流国際支援に誇りと自信を 日本財団会長・笹川陽平

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【正論】
世界はトランプ氏の登場で流動性増す 日本流国際支援に誇りと自信を 日本財団会長・笹川陽平

日本財団会長・笹川陽平氏 日本財団会長・笹川陽平氏

 国際社会が大きく揺れ、日本外交も難しい局面を迎えている。その中で1991年から10年間、世界1位の座にあった日本の政府開発援助(ODA)は現在、世界5位に後退している。

 しかし、覇権や反対給付を求めず相手国の目線に立って支援する日本の国際貢献に、途上国の評価、期待は逆に高まっている。

 1千兆円を超す借金を抱え、少子高齢化の進行で経済が停滞する中で、日本が国際社会で安定した地位を確保していくためにも、引き続き質の高い支援を継続・発展させる必要がある。

≪高いアフリカ諸国の期待感≫

 政府主催の第6回アフリカ開発会議(TICAD)が8月、ケニアの首都ナイロビで開催され、日本は民間投資も含め総額300億ドルの援助を打ち出した。

 中国が昨年の第6回中国アフリカ協力フォーラム(FOCAC)で打ち出した支援額の半分にとどまるが、産業や経済、公衆衛生分野などの人材育成を中心に「1千万人の人づくり」を柱に据え、インフラ重視の中国ODAとの差別化を図っている。

 会議には70社に上る日本企業の経営幹部も参加、国際協力機構(JICA)や各企業の出展ブースも用意され、2日間で1万人を超す人が会場を訪れた。

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