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【政界徒然草】小泉進次郎・自民農林部会長「人寄せパンダ」を卒業?農業改革で手腕アピール 周囲から「出来レース」の陰口も…

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【政界徒然草】
小泉進次郎・自民農林部会長「人寄せパンダ」を卒業?農業改革で手腕アピール 周囲から「出来レース」の陰口も…

自民党の農林関係会合を終え、笑顔で記者団の取材に応じる小泉進次郎農林部会長。右は西川公也氏=10月25日、東京・永田町の党本部 自民党の農林関係会合を終え、笑顔で記者団の取材に応じる小泉進次郎農林部会長。右は西川公也氏=10月25日、東京・永田町の党本部

 事態の沈静化に乗り出したのは二階俊博幹事長だった。21日にJAが開いた緊急集会で二階氏は「われわれと農業者が対立すると日本も党も持たない。戦う相手があれば一緒に戦いましょう」と規制改革会議の提言に反対の意向を示した。結局、党の示した農業改革は、生産資材の購買事業や農産物の買い取りに関しては年限は外され、農協の収益源である金融事業については言及すらなかった。

 あるベテラン議員は「小泉氏の人気頼みで理想を追うのは結構だが、選挙で自民党が負けるリスクを彼は背負えるのか」と不快感を示す。7月の参院選で東北6県(いずれも改選数1)のうち5県で敗北するなど、農業改革へのアレルギーは根強い。

 二階氏は25日、党の改革案が決まった直後、「われわれの背後には、たんぼで、山で、働いてくれている日本の多くの、本当にまじめな農民の方々が多くいらっしゃることを片時も忘れてはならない」と強調した。二階氏には政権の実績づくりのために農業改革を急げば、選挙で敗れ、党の基盤が根幹から揺らぎかねないとの判断があったと思われる。     

 小泉氏は、党の改革提言について、「新しい組織に生まれ変わるつもりで」という全農改革に対する首相の言葉を盛り込み、数値目標を含めた年次計画を公表することを求めた部分を「僕が一番こだわった」と胸を張る。そして、「これが必ず、今後の自己改革を進める中でピン留めとして効いてくる」と断言する。

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