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【小池百合子知事の都議会所信表明全文(3)】地震対策、電柱ゼロ、バリアフリー…「東京を、優しさあふれる都市へ進化」

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【小池百合子知事の都議会所信表明全文(3)】
地震対策、電柱ゼロ、バリアフリー…「東京を、優しさあふれる都市へ進化」

東京都議会本会議 閉会後、報道陣のぶら下がり取材に応じる小池百合子都知事=1日午後、東京都庁(松本健吾撮影) 東京都議会本会議 閉会後、報道陣のぶら下がり取材に応じる小池百合子都知事=1日午後、東京都庁(松本健吾撮影)

 多様性を尊重するオリンピック・パラリンピックのホストシティとして、あらゆる違いを超えて誰もが快適に過ごせる優しさあふれる都市へと、東京をさらに進化させてまいります。道路のバリアフリー化は、東京2020大会までに競技会場や主な観光施設の周辺について整備するとともに2024年度までに駅と生活関連施設を結ぶ一定の都道について進めてまいります。加えて、大会の運営におけますハード・ソフト両面のバリアフリー基準「Tokyo2020アクセシビリティ・ガイドライン」、この知見をまちづくりにも生かしまして、高齢者や障害者に優しいユニバーサルデザイン、すみずみまで広げていきたいと考えております。

 あわせまして、心のバリアフリーも進めてまいります。社会全体で障害のある方々への理解を深め、差別をなくす取り組みを一層推進するための条例案につきまして、検討を開始いたします。障害のある方々の意見を十分にお聞きをしながら、相談、紛争解決の仕組みの整備、意思疎通のための配慮に取り組みまして、障害者の社会参加を後押しをしたいを思います。そして、誰もが存分に自らの社会参加を後押しできる希望ある東京へと導いてまいります。

 優しさあふれる東京の一つのメルクマールとなる動物の殺処分ゼロに向けましては、11月を動物譲渡促進月間と位置づけまして、PRのためのイベント開催、映像放映を通じまして、保護した犬や猫の新しい飼い主を探す取り組みも強化いたしました。引き続き知恵をしぼって、2020年までの殺処分ゼロを目指して着実に進んで、歩んでまいりたいと存じます。

 リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックにおきまして、私たちは世界中のアスリートからたくさんの感動をいただきました。その躍動する姿にあこがれて「私もスポーツをやりたい」という思いに駆られた方々も多いのではないでしょうか。スポーツは故人の健康増進のみならず、地域振興、大きな経済効果、異なる価値観を超えたつながりをもたらすなど、多くの効用を持ちます。2019年ラグビーワールドカップや東京2020大会を控えまして、こうした新しい支店を踏まえました今後のスポーツ振興の方向性を明らかにするため、あらたなスポーツ推進計画を策定いたします。若者もシニアも、また、障害のある方もない方も。都民誰もがスポーツに親しみ、いきいきと生活する。そして、そこから生まれる一人一人の活力が、東京をもっと輝かせる。そうしたスポーツ都市の実現に向けまして、アスリートや有識者のご意見も伺いながら、来年度を目途にとりまとめてまいります。

=(4)に続く

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