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菅直人元首相、自身も登場の福島第1原発事故映画の上映会で言いたい放題「あと紙一重で私も皆さんも…」「今の体制、全く安心ではない」

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菅直人元首相、自身も登場の福島第1原発事故映画の上映会で言いたい放題「あと紙一重で私も皆さんも…」「今の体制、全く安心ではない」

菅直人元首相(斎藤良雄撮影) 菅直人元首相(斎藤良雄撮影)

 まあ、そんなこともあったということで、今、再稼働とかいろんな動きが出ているが、じゃあその後、原子力安全保安院も変えて、今、原子力規制委員会とか、いろいろ体制を変えたが、じゃあこれでもう、大丈夫か、安心かと言ったら、全く安心ではない。

 それから、じゃあこの事故はどうやったら防げたのか。実は今、いろんな裁判が行われているが、非常にはっきりしたことが1つだけ、例を挙げる。

 海の側からこの福島第1を見ると、よく分かる。海から大体35メートルの絶壁になっていて、その上が高台になっている。これがもともとの地形だ。だから、35メートルの高台の上に原発をつくっていれば、20メートル近い津波も全く影響がなかった。

 じゃあなぜ、影響したか。実は35メートルの高さのところを、海の側のある幅だけ、高さ10メートルのところまで土を切った。そして高さ10メートルのところに6基の原発を並べた。じゃあなぜ、そんなにわざわざ低くしたのか。結局、冷却に海の水を使うから、35メートルの高さだと、ポンプアップしなきゃいけない。それだけの電気代がかかる。電気代をけちったわけだ。

 私、当時の記録を調べてみた。東電の社の歴史を調べてみたが、それによれば、非常に効率がよくて先見の明があったと。今考えてみると、ブラックユーモアを超えている。

 まあ、いろんな原因があったが、一番簡単に言えば、高い津波がくることを単に想定していなかったどころか、来ないことを前提にして、わざわざ土を削って低いところにつくって、そこに並べた。それがいろんな原因の中で、一番わかりやすい。もうはっきりしている。

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