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菅直人元首相、自身も登場の福島第1原発事故映画の上映会で言いたい放題「あと紙一重で私も皆さんも…」「今の体制、全く安心ではない」

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菅直人元首相、自身も登場の福島第1原発事故映画の上映会で言いたい放題「あと紙一重で私も皆さんも…」「今の体制、全く安心ではない」

菅直人元首相(斎藤良雄撮影) 菅直人元首相(斎藤良雄撮影)

 しかし、一方で、確かに危ないのだから、逃げてもらいたいのだが、原発というのは、普通の爆薬の工場の、化学工場の大きな火事(とは異なる。化学工場ならば)、いくら大きくても逃げている間に、3日か1週間か、よほど長くても10日か20日燃えていれば、燃えるものが尽きてしまう。また、火が収まったところで戻ってくればいいのだが、原発だけはそれがきかない。

 つまりは、原発の中にはウラン燃料と同時にウランから生まれたプルトニウムが入っている。それが高い放射線量があって、その放射線量が低くなるのは、どのくらい待てばいいのか。半分のレベルになるのに2万4千年かかる。

 事実上、一旦避難したら、もう一回戻ろうと思えば、最初のときよりも、もっと厳しい状態で戻らないといけない。そういうことを私自身知っていたものだから、東電の方からそういう話があったときに、「とにかくぎりぎりまで頑張ってくれ」と。とにかくぎりぎり頑張ってもらわないと、日本がおかしくなってしまう。

 この映画の中でもそういうことを三田村邦彦さんが私の役で言ってくれているが、まさにそんな状況だった。そんな意味で、それだけこの事故がシリアスだった。

 ほんとあと紙一重、紙一重広がっていたなら、この場所に私もみなさんもいることができなかった。そんな事故であったことをこの映画で、読み取っていただければと思っている。

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