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【激震・朴政権】辞任時期を明確にせず、外交停滞が続く可能性も

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【激震・朴政権】
辞任時期を明確にせず、外交停滞が続く可能性も

国民向け談話の発表を終えた韓国の朴槿恵大統領=29日、ソウル(聯合=共同) 国民向け談話の発表を終えた韓国の朴槿恵大統領=29日、ソウル(聯合=共同)

 また、朴氏は今月、ペルーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席せず、黄(ファン)教安(ギョアン)首相が代理で派遣された。安倍晋三首相が各国首脳と意見交換する一方で、黄氏は各国首脳らと会談らしいものもできずに帰国した。

 韓国は米国との間で、北朝鮮のミサイルに対処する米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の来年夏ごろまでの配備を決定している。世論の半数以上は北の脅威という現実を直視し、賛成しているが、反対論も根強い。さらに、米次期大統領に決まったトランプ氏とのパイプ作りも模索状態で、先行きは不透明だ。

 加えて、中韓関係は一層悪化している。THAADへの中国の反発のためで、重要な経済パートナーであった中国との交易にもかげりが見え始めている。

 自らが政権の座に残る限り、対外関係にも悪影響が及ぶとの懸念も、朴氏が辞意表明した一因とみられるが、辞職の期限が明確でないだけに、外交の停滞が続く可能性も残っている。

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