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国会、再延長論消えず 野党「首相は解散捨てていない」

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国会、再延長論消えず 野党「首相は解散捨てていない」

 再延長となれば会期は12月24日前後までとなる公算が大きい。その場合、安倍晋三首相が12月15、16両日の日露首脳会談を経て世論の動向を見極めつつ、年末の衆院解散に踏み切る可能性も十分残ることになる。

 「会期延長が2回あることに言及している自民党幹部がいる。何を考えているんだ。バカにするな」

 民進党の野田佳彦幹事長は28日の記者会見でこう述べ、政府・与党内にくすぶる「2段階延長」案を厳しく批判した。反対の表向きの理由は年金制度改革法案などの成立阻止だが、真に恐れるのは大幅延長が解散の端緒となることだ。

 野田氏は「(解散が)いつあってもおかしくないようにきちんと準備をする」とも強調した。だが、民進、共産両党など野党間の候補者調整は遅れている。民進党幹部は「『2段階論』が浮上するのは、首相が早期解散の選択肢を捨てていない証拠だ」とみる。

 野党の不安な心理を翻弄するかのように、自民党の二階俊博幹事長は会期延長を決めた後の記者会見で再延長の可能性を問われ、こう含みを持たせた。

 「今のところは考えていないが、その後のことはまた相談して進めたい」

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