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【正論】南スーダン派遣を名誉としたい 世論より自衛官の言葉を信じる 防衛大学校名誉教授・佐瀬昌盛

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【正論】
南スーダン派遣を名誉としたい 世論より自衛官の言葉を信じる 防衛大学校名誉教授・佐瀬昌盛

防衛大学校名誉教授・佐瀬昌盛氏 防衛大学校名誉教授・佐瀬昌盛氏

 11月20日、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に従事するため、青森市の第9師団を中心とする第11次派遣隊が出発した。よく知られているように、これは昨年9月19日に成立した新安保法制に基づき、新たに「駆け付け警護」などを加えて、自衛隊が海外派遣されるケースである。

 しかし、これに対する世論の反応は必ずしも良くなかった。

 設問に対する若干の違いはあるものの、派遣をめぐる新任務についての反対は、共同通信やNNN・読売新聞、朝日新聞は5割を超え、FNN・産経新聞は4割弱である。

≪命懸けの任務に当たる自衛官≫

 私は11月18日、防衛大学校時代のゼミ学生だった一等陸佐に招かれて、ある県の駐屯地を訪ねた。出迎えにきてくれた一曹と道すがら雑談しながら陸自の南スーダン派遣についても感想を尋ねてみた。戻ってきたのは「自衛隊にとり名誉なことです」との答えである。駐屯地司令にその旨を語ると、司令は「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民の負託にこたえること」を自衛官は宣誓しているので、それも当然のことと思う、と答えた。私はマスメディアによる世論調査結果よりも、この2人の言葉を信じたい。

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