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「蓮舫人気」不発か 次期衆院選の候補者擁立で民進党に遅れ 83空白区でメドが立ったのは「1ケタ」

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「蓮舫人気」不発か 次期衆院選の候補者擁立で民進党に遅れ 83空白区でメドが立ったのは「1ケタ」

代議士会で挨拶する民進党の蓮舫代表=11月8日、国会内(斎藤良雄撮影) 代議士会で挨拶する民進党の蓮舫代表=11月8日、国会内(斎藤良雄撮影)

 民進党は岡田克也前代表の時代に候補者の公募を大々的に実施し、7月の参院選では、公募で選ばれた候補が当選するなど一定の成果を収めた。だが、次期衆院選では早期解散論もあることから候補者をじっくり選ぶ時間が取れず、現在は公募を予定していない。

 自前の人材不足は、共産党との選挙区調整にも影響を与えそうだ。

 共産党はすでに165選挙区で候補者を発表、志位和夫委員長は16日の記者会見で、約200人の公認候補を内定したと言及した。月内をめどに「ほとんどの選挙区で擁立し、民進党と(候補一本化に向け)話し合う」と述べた。

 民進党が候補を擁立できない選挙区は、共産党候補が「野党統一候補」となる可能性がある。さらに志位氏は、選挙区で党公認候補の確実な勝利を目指す「必勝区」を設ける方針も示している。民進党の野田佳彦幹事長は、野党間の候補者調整について「まずは自分たちの候補擁立を優先させたい」としているが、早期に空白区を埋めなければ、候補者調整は共産党主導で進むのは必至の情勢だ。

 民進党執行部も、深刻な人材不足への危機感は共有しており、党幹部は地方行脚を強化している。蓮舫代表は19日、公認候補が一人もいない宮崎県に入り、街頭演説などを行ってアピール。野田氏も20日、鳥取県の元職のもとに足を運び、支援者らと意見交換した。(山本雄史)

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