産経ニュース

剛腕・二階俊博幹事長 相次ぐ勢力拡大で派閥抗争発展も 長崎幸太郎氏復党は党紀委員会が「待った」で先送り

ニュース 政治

記事詳細

更新


剛腕・二階俊博幹事長 相次ぐ勢力拡大で派閥抗争発展も 長崎幸太郎氏復党は党紀委員会が「待った」で先送り

二階俊博幹事長 二階俊博幹事長

 自民党は18日、党本部で党紀委員会(山東昭子委員長)を開き、二階俊博幹事長の要請に基づき二階派の長崎幸太郎衆院議員=無所属、山梨2区=の復党を審査した。ただ、慎重な意見が相次ぎ、結論を見送った。二階氏は他の二階派在籍の無所属議員らの復党も進めるが、地元で競合する現職議員を抱える他派閥が反発し、派閥間抗争の気配も漂い始めている。(沢田大典)

 「いいんじゃないか。民主主義の政党だ。時間をかけて検討するのは良識ある判断だ」

 二階氏は山東氏から結論先送りの報告を受けた後、こう記者団に語った。「騒ぎ立てる問題ではない」とも述べたが、“剛腕ぶり”への「待った」に不満があるのは間違いない。

 党紀委員会では長崎氏復党に賛成の声が出た一方、「当事者にもう少し慎重に話を聞くべきだ」との意見も相次いだ。山東氏は二階氏に、山梨県連や長崎氏、山梨2区が地盤の堀内詔子衆院議員=比例南関東=に事情を聴くよう要請。堀内氏は記者団に「これからも山梨のために頑張る思いに変わりはない」と語った。

 堀内氏が所属する岸田派には、長崎氏が復党すれば堀内氏の公認漏れにつながるとの懸念がある。会長の岸田文雄外相は外遊直前の16日夕、党本部で約40分間、二階氏と向き合った。

続きを読む

「ニュース」のランキング