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【話の肖像画 再掲】保守政治家の最長老・奥野誠亮(100)(4) 若い人たちに期待する

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【話の肖像画 再掲】
保守政治家の最長老・奥野誠亮(100)(4) 若い人たちに期待する

日本記者クラブで講演する奥野誠亮氏=2015年11月19日、東京千代田区 日本記者クラブで講演する奥野誠亮氏=2015年11月19日、東京千代田区

 若い人たちにお願いしたいことがあります。一つは、自分たちの国は、天皇を頂点に戴(いただ)く国柄だと知ってほしい。戦後復興の大本(おおもと)になったのは昭和天皇の全国ご巡幸です。占領軍は苦虫をかみつぶしたように眺めていましたが、国民は全国津々浦々で本当に喜び、それが復興の意欲になりました。国柄は歴史を重ねて形成されるもので、作ろうと思ってもできない大切なものなのです。

 もう一つは、戦後、自分の国を「悪い国だ、悪い国だ」という風潮が続いているのを改めてほしい。日本は閣議決定で、さきの戦争の呼び名を「大東亜戦争」と決めました。占領軍はこれを禁句にし、今も従っている人たちがいます。日本人は大東亜戦争を戦ったのです。そう呼ばなければあの戦争の意味合いは分かりません。自虐史観から抜け出してほしいのです。

 道州制と並んで、首相公選制の主張にも危うさを強く感じています。天皇のご存在と公選の首相はどうしてもぶつかるからです。(首相公選論者は)皇室の廃絶を考えているのでしょうか。国柄を知らないからいえるんでしょうね。政治家は歴史と伝統を勉強してなってほしい。どこの国の人やら分からないのでは困ります。

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