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【天皇陛下ご譲位】有識者会議で渡部昇一氏が意見陳述「安倍晋三首相は国民に『摂政』の意義を訴えよ」

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【天皇陛下ご譲位】
有識者会議で渡部昇一氏が意見陳述「安倍晋三首相は国民に『摂政』の意義を訴えよ」

「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」に臨む渡部昇一・上智大名誉教授=14日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影) 「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」に臨む渡部昇一・上智大名誉教授=14日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影)

 政府は14日、天皇陛下のご譲位への対応などを検討する安倍晋三首相の私的諮問機関「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長・今井敬経団連名誉会長)の第4回会合を首相官邸で開き、皇室制度などの専門家に対するヒアリングを行った。上智大名誉教授の渡部昇一氏が意見陳述後に記者団に語った内容は以下の通り。

 --皇室典範の改正には否定的な考えか

 「はい」

 --「摂政で対応するべきだ」という話はしたか

 「皇室典範にありますので、(ご公務の負担軽減のために摂政を置くことは)それは何ら不思議ではないです」

 --そういうことを会合で伝えたのか

 「しかも、昔の摂政と違って皇位継承権のある方の摂政ですから。ですから、何のご心配もなく現行の皇室典範通りで穏やかに…。ただ、天皇陛下が『摂政が好ましくない』とおっしゃったのは、おそらく天皇陛下は最後まで国民の目に見えるところで象徴天皇として仕事をされたいという、ありがたい心ですけれども、そこまでなさらなくても、宮中で国と国民のためにお祈りくだされば本質的に天皇の仕事をなさったことになります」

 「そのことを説得するのは、私は安倍晋三首相がよろしいのではないかと思います。安倍首相の皇室に対する尊敬の念、忠義の念は一点の疑いもないですから。『皇位継承権のある皇太子殿下が摂政になれば何の心配もない』と説得すれば、皇室典範に全く関係なくスムーズになる。そして、今の混乱の多い世界において日本の安定性を示し、国威の宣揚にもなるなるんじゃないかと私は考えました」

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