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【共産党・小池晃書記局長インタビュー(4)】「天皇制廃止は現実の政治課題にならない」「国会開会式にでなかった理由は……」

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【共産党・小池晃書記局長インタビュー(4)】
「天皇制廃止は現実の政治課題にならない」「国会開会式にでなかった理由は……」

インタビューに応じる共産党の小池晃書記局長=東京・永田町の参院議員会館(斎藤良雄撮影) インタビューに応じる共産党の小池晃書記局長=東京・永田町の参院議員会館(斎藤良雄撮影)

 共産党の小池晃書記局長のインタビュー詳報は以下の通り。

 --共産党綱領について確認させてほしい。天皇制と自衛隊について。天皇制をめぐっては、去年から(天皇陛下がご臨席する)開会式にも出るようになって対応が変わってきたように思うが

 「天皇制は憲法上の制度だ。私たちは今の憲法、日本国憲法のすべての条項を守る立場。特に平和的、民主的条項の完全実施を目指すのが党綱領の明確なわれわれの方針だ。要するに憲法を守るんだから天皇制を守っていくというのが基本的な立場」

 「開会式に出ることとそれとは直接的な関係はないんだけれど、われわれが開会式に出席してこなかった理由は2つある。1つは式の形態が戦前と全く同じで、天皇が国民、国会議員に対してお言葉を賜るという… あっ、『天皇』というと『呼び捨てだ』といわれることがあるんだけど、『天皇』というのはひとつの尊称だとわれわれは思っているので、そういう意味で使っている。なんで『陛下』ってつけないんだといわれるけど、その方がより丁寧なのかもしれないが、『天皇』で十分尊重した言い方だと思っている」

 「それで、形態が戦前の開会式と同じだったということと、より重大だったと思っていたのは、特に昭和天皇のときにそうだったが、お言葉の中身に、かなり時の政治問題が入っていた。サンフランシスコ講和条約を結ぶことを支持するとかね。やはり『国政に関する権能を有しない』という憲法上の規定から見て問題があるお言葉の中身だった。それがほとんど最近は全くなくなり、ほぼ定式化した。毎回、大体同じご挨拶になってきている。この間ずっとウオッチもしてきて、もう大丈夫だろうということで開会式に出た」

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