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AIで未来はこうなる! 産業化の工程表素案を提示 未来投資会議の下部会合

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AIで未来はこうなる! 産業化の工程表素案を提示 未来投資会議の下部会合

 政府は2日開いた構造改革徹底推進会合で、「第4次産業革命」の柱となる人工知能(AI)の産業化へ向けた工程表の素案を示した。優先的に進める戦略分野として健康、医療・介護▽空間の移動▽セキュリティー▽生産性-の4つを選定。時期を「短期」(現在~平成32年)「中期」(32~42年)「長期」(42年以降)に分け、段階的にAIの普及を進めるとした。

 正式な工程表は、AI技術開発の司令塔である産官学組織「人工知能技術戦略会議」が平成28年度中にとりまとめ、来年半ばに策定する成長戦略に盛り込む。

 素案では介護ロボットを事例に、32~42年に介護者と協調して動く機能の開発などを目指す目標を提示。42年以降に表情や声色から人の精神状態や感情を認識し、人の意思を予測して動く高度な介護ロボットを実現する目標を盛り込んだ。

 また、リアルタイムの交通情報に基づく安全で効率的な移動では、32~42年に経路探索と交通手段予約のサービスを統合。42年以降に、交通手段予約サービスと自動運転車を組み合わせる目標も掲げた。

 構造改革徹底推進会合は、官民会議「未来投資会議」の下部組織。

     

 第4次産業革命 人工知能(AI)やロボットなどを駆使してあらゆる産業で生産効率を飛躍的に高めようという最近の世界的な取り組み。蒸気機関の発明(第1次)、電力を活用した大量生産(第2次)、コンピューターの発達による生産の自動化(第3次)に続く技術革新として期待されている。

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