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【小池百合子知事定例会見録】「ボートは後ろ向きに乗るけれども、でも前に進むよ」 五輪会場見直しで胸中語る?

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【小池百合子知事定例会見録】
「ボートは後ろ向きに乗るけれども、でも前に進むよ」 五輪会場見直しで胸中語る?

定例記者会見に臨む、東京都の小池百合子知事=21日午後、東京都庁(菊本和人撮影) 定例記者会見に臨む、東京都の小池百合子知事=21日午後、東京都庁(菊本和人撮影)

 --乳児用液体ミルクについて、国で解禁に向けた検討を進めるという話がある。知事は国会議員時代からこの問題に取り組んでいるが、都として考えていることはあるか

 「液体ミルクというと、ミルクは液体ではないか、当たり前ではないかというような認識が、ついこの間まで当たり前として、そのことが当たり前として言われておりましたが、ようやく液体ミルクにも日の目が当たるようになったかと、ある種、実感をしております。そもそも、この日本においては作っていない、販売されていないというのは、ひとえにこれまで粉ミルク中心にやってきたからであります」

 「その粉ミルクは、先ほどの鳥取の方の地震もあって、ちょっと心配ですけれども、東日本の震災の際も、熊本の震災の際も、水が出なくなってしまう地域が生じると、お湯も沸かせないし水もないというときに一番便利であるということと、それから夜とかお出かけの際のお母さんたちの負担を軽減するという意味でも、液体ミルクという、全く日本になかったジャンルが、ようやく、この先進国日本にも出るというのは、私はいい動きだと思っております」

 「(安倍晋三首相の妻の)昭恵さんには、お父様のお仕事の関係から、是非乳業の方によろしくということをメッセージを送らせていただいたのですけれども。そこは経営方針ですから、そこは企業に任せなければなりませんが、その意味で、お尋ねの点については、まさしく東京都で保育施設にそれを、値段の問題もありますけれども、まとめ買いをするとスケールメリットが出てきて、ちょうどエコカーが、官用車で多く買い入れるとなったら、それはラインを構成するわけです、工場の。企業として1歩前に進みやすくなるわけで、ですから、その意味で後押しが東京都としてできるのではないか、結果として広がりになるのではないか、そういう考え方でございます」

 「ただし、母乳が一番なのです。母乳という、まず第1のチョイスがあってというか、それがまず第1で、その後、粉なのか液体なのかというのは、それぞれの消費者としての考え方だと思います。安全性については、いくつかの規格がございますが、当然、メーカーがそれに乗り出すとなったらば、当然、赤ちゃんのことですので、その安全性の確保というのは最優先になさると、このように思います。その企業の後押しをするというのが、一つの役割かと思っております」

 --五輪のボート・カヌー会場を長沼ボート場にする可能性が少し低くなっているのではないかという見方もある

 「これはもう各テレビ局で既に全部分析された上でのお話だと思いますが、プロジェクトチームの中でも、長沼を推す方もおられます。そしてまた、客観的に見ても、いろいろな利点も挙げられているところであります。ただ、私は、長沼ということが、このプロジェクトチームの方で出てきてから、ようやく復興五輪の原点に今戻りつつあるのではないか、それは思い出されつつあるのではないかと思っておりますので、その意味でも、長沼が手を挙げられてということは、非常に大きな効果が、被災地全体、もしくは復興ということに目が行ったというのは大きな役割を、もう既に果たされている部分もあるのではないかと思うわけであります」

 「バッハさんは、今回のリオのオリンピックにおいても、難民チームというのを初めて認められました。ですから、オリンピックというのは単にスポーツだけでなくて、政治色を排除と言いつつも、やはり世界全体のことを考えながら進めておられる方だと、こう思います」

 「そしてまた、難民は、シリアなどの状況から多々出てきてしまっているわけですが、世界中にいろいろな難民の方々が残念ながら多数おられて、それは一種の人災だと思うのです。私は気候変動などで台風などが強靱化している、そして地震、津波、さらにはさまざまな、洪水などによって、世界中に自然災害による、こういう被災した方々というのは本当にたくさんおられるので、ですから、被災地で元気にスポーツができるということは、世界の皆さんからの支援があって初めて、そこまで復興するわけでありますので、そのことを世界に知らしめるという意味で、人災による難民と、自然災害による被災者ということを考えれば、私は結局、メッセージは同じだと思っていて、そのことをバッハさんはご理解いただいているのだろうと思います」

 「会場についてはこれからの検討ということですが、復興五輪というのが、ようやくここで1周して回ってきて、そしてまた確認されたということは、私はありがたいと思います。

それから、コーツ委員長は、もともとボートの選手でいらっしゃいます。私は前から、『ボートは後ろ向きに乗るけれども、でも前に進むよ』と言って、みんな笑うのですけれども、今、いろいろな点検をしながらも、しっかり前に進む、その結論は総合的に判断したいと思っております」

 --復興五輪というが、会場の維持管理費がかかる。(長沼がある)宮城県にとっては、長きにわたって税金がかかることになる可能性もある。また、18日のバッハ会長との会談で渡した文書について改めて説明を

 「まず、長沼ほか、これは会場全てに言えることですが、メンテナンスのコストをどうするのですかということも念頭に入れなければなりません。長沼だけでなく、海の森も、あそこは水位の調整等々、ずっとこれはお金かかるのです。だからメンテナンスのコストは、総じて、どちらにおいてもかかるものであります。基本的には県民の方々が、被災地の方々が、そこを活用することによって、それによるプラスアルファが出てくるということは、これはプラスとマイナスとを考えて判断すべきではないかと思います」

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