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北極圏LNG開発に600億円 対ロシア経済協力 国際協力銀調印へ

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北極圏LNG開発に600億円 対ロシア経済協力 国際協力銀調印へ

 日欧が占める割合は小さいものの、交渉筋によると「中国側に全面的に頼るのを避けるため、ノバテクが日本などの参加を強く希望している」という。

 ヤマル基地は2017年の生産開始を予定し、年間生産量は約1650万トンと日本が手掛けたLNG事業「サハリン2」の1・5倍の規模を見込む。プラント建設大手の日揮と千代田化工建設が液化設備を受注しており、JBICの協調融資には日本企業の事業を支援する意味合いもある。

 ロシア側は、ヤマル半島に隣接したギダン半島のガス田やLNG基地の開発にも参加を求めており、政府が対応を検討している。

 一方、経済協力では併せてウラジオストクにLNGの受け入れ基地や再ガス化施設などを備えたターミナルを整備する方向だ。ロシア側は北極海航路を通じてヤマル半島から極東にLNGを運び、ウラジオストクを太平洋に向けた“玄関口”に育てたい思惑がある。

 安倍晋三首相は9月の東方経済フォーラムで、「ウラジオストクに往年の国際都市の面目を取り戻させたいプーチン大統領の夢は私の夢でもある」と講演し、協力姿勢を示している。

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