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【TPP】民進・山井和則国対委員長「おわびする側がおわびを強行、前代未聞だ」 与党の特別委運営に抗議

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民進・山井和則国対委員長「おわびする側がおわびを強行、前代未聞だ」 与党の特別委運営に抗議

衆院TPP特別委員会が開会され、自らの発言を取り消しお詫びする山本有二農水相=19日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影) 衆院TPP特別委員会が開会され、自らの発言を取り消しお詫びする山本有二農水相=19日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)

 山本有二農林水産相の発言をめぐり空転していた衆院環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)特別委員会が19日夜、民進、共産両党が反対する中、予定より約6時間遅れて始まったことを受け、民進党の山井和則国対委員長は急遽(きゅうきょ)、国会内で記者会見し、与党側に抗議した。「あまりに強引なやり方で、国民の理解を得る丁寧な審議とは全く言えない」と訴えた。

 民進党は特別委の冒頭、篠原孝、今井雅人両理事らが塩谷立委員長の席に詰め寄って審議開始に反対し、山本氏の謝罪を聞かずに退席した。

 これに先立つ特別委理事会で、民進党は山本氏の辞任と、「強行採決しない」という塩谷氏の念書提出を要求したが、与党側は応じなかった。

 山井氏は会見で「今月中に(承認案を)衆院通過させる日程ありきで、審議の中身は考えていない」と批判し、与野党が円満かつ丁寧に審議することが前提だと強調した。

 その上で「おわびする側がおわびを強行するのは、前代未聞だ。『強行的な運営を今後しません』と政府・与党が誓う質疑を強行するなどあり得ない」と非難した。山本氏の進退については「ことの重大さに鑑み、自ら判断することだ」と述べるにとどめた。

 会見に同席した今井氏は、自民党も理事会で山本氏の発言を批判していたと指摘。「深刻なことだという認識があるなら、今日は一日おわびに徹するのが当たり前だ」と述べ、改めて山本氏の辞任を求めた。

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