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【主張】日露60年 「妥結ありき」の交渉排せ

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【主張】
日露60年 「妥結ありき」の交渉排せ

 日露交渉の行方は、尖閣諸島の奪取を狙う中国や、竹島を不法占拠する韓国も注視している。安倍政権が領土問題にきちんと対応できなければ、南シナ海問題に対する日本の主張を弱めかねないことも銘記しておくべきだ。

 60年前の宣言には、平和条約締結後、歯舞、色丹両島を引き渡すとある。当時は領土問題と並び日本人抑留者の帰還と国連加盟という重要な目標があり、署名を余儀なくされた背景があった。

 北方四島はソ連が先の大戦の終結前後、日ソ中立条約を破って武力占拠したものだ。2島返還では済まされない。

 首相が北方領土問題の解決に並々ならぬ意欲を持っていることに異論はない。日露首脳会談で進展が図れる可能性もある。そこで何よりも優先すべきは、日本固有の領土を取り戻すという断固たる姿勢を貫くことである。

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