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【防衛最前線(92)】異例の“現役”復帰! 護衛艦「あさぎり」「やまぎり」は今も最前線で中国軍の動向に目を光らせる

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【防衛最前線(92)】
異例の“現役”復帰! 護衛艦「あさぎり」「やまぎり」は今も最前線で中国軍の動向に目を光らせる

練習艦から再び護衛艦に種別変更された海上自衛隊の「あさぎり」(海自提供) 練習艦から再び護衛艦に種別変更された海上自衛隊の「あさぎり」(海自提供)

 中国は西太平洋における米軍の行動の自由を制限することを目指し、接近阻止・領域拒否(A2AD)能力を強化するとともに、日本周辺での活動を活発化させている。この動向に監視の目を光らせる役割の一端を担うのが「あさぎり」であり、「やまぎり」というわけだ。

 「あさぎり」型は「はつゆき」型の拡大改良艦として昭和63年から配備が開始され、計8隻が建造された。基準排水量3500トン、長さ137メートル、幅14・6メートル。対水上艦、対空、対潜誘導弾を装備し、海自SH60J哨戒ヘリ1機を搭載可能。戦闘能力を総合的に処理する当時最新鋭の本格的システム艦で、隊員からは「きりクラス」と呼ばれている。

 20年3月からは、女性として初の護衛艦艦長として、大谷三穂2等海佐が「やまぎり」の指揮を執っている。大谷氏は「あさぎり」副長も務めており、カムバック組とともに船乗りとしての人生を歩んでいることになる。

 「私の後に続く女性自衛官のためにも、気負わず任務を全うしたい」

 艦長就任に当たり、大谷氏はこうコメントした。菅義偉官房長官も「女性自衛官の艦長が誕生したことによってさらに女性自衛官の活躍の場が広がることを期待したい」と述べている。「やまぎり」は女性活躍を進める安倍晋三政権の“期待の星”を乗せて海の守りに当たっている。(杉本康士)

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