産経ニュース

【憲法改正】自民党、与野党協調路線で「狂ったシナリオ」の修正狙うが、改憲項目絞り込みの日程も描けず

ニュース 政治

記事詳細

更新

【憲法改正】
自民党、与野党協調路線で「狂ったシナリオ」の修正狙うが、改憲項目絞り込みの日程も描けず

 自民党の憲法改正推進本部が憲法改正で与野党の協調を最優先する方針を決めたのは、停滞した議論を少しでも前進させる狙いからだ。もともと自民党が描いた「最速」の日程は「平成28年秋の臨時国会での改憲発議」だったが、安全保障関連法の余波などで頓挫。「狂ったシナリオ」の修正に乗り出したが、改憲に向けた今後の具体的な日程は描けていない。

 「野党時代につくったので、やや前のめりのところもあった」

 党憲法改正推進本部の18日の全体会合では、出席議員から24年の党憲法改正草案にこだわらないとした保岡興治本部長に同調する声が相次いだ。「改憲勢力」は7月の参院選を経て衆参両院で改憲の国会発議に必要な3分の2議席を確保した。改憲が現実的となったことで、かえって慎重姿勢を強めている。

 安倍晋三首相(党総裁)は憲法改正に強い意欲を持つ。3月の参院予算委員会では「私の在任中に改憲を成し遂げたい」と決意を見せた。しかし、参院選後は「各党が真剣に議論することが必要で、期限ありきの事柄ではない」と国会で答弁するなど軌道修正。その苦渋の胸中を周囲にこう漏らしている。

続きを読む

関連ニュース

【憲法改正】自民党が改憲議論を再始動 改憲草案を国会では「封印」し、与野党合意目指す 27日にも衆院憲法審再開

「ニュース」のランキング