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【東京五輪】混乱収拾乗り出すIOC・バッハ会長 小池百合子都知事の「復興五輪」に「原則論」で切り返し

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混乱収拾乗り出すIOC・バッハ会長 小池百合子都知事の「復興五輪」に「原則論」で切り返し

面会を終え、談笑するトーマス・バッハIOC会長(左)と小池百合子都知事=18日午後、都庁(荻窪佳撮影)  面会を終え、談笑するトーマス・バッハIOC会長(左)と小池百合子都知事=18日午後、都庁(荻窪佳撮影) 

 東京都の小池百合子知事と行った18日の会談で、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が東京都、大会組織委員会、国、IOCによる4者協議を提案した背景には、会場計画見直しをめぐる混乱を収拾したいとの思いがあるとみられる。コスト削減を踏まえた持続可能な五輪開催を目指すことで意見が一致する一方で、小池氏が掲げる「復興五輪」にバッハ会長はアスリートファーストなどの「原則論」を展開。双方の見解の相違も浮き彫りになった。

「モッタイナイ」

 会談は当初冒頭のみの公開だったが、小池氏の直前の申し入れで急遽(きゅうきょ)、全面公開に変更された。

 会談で先に動いたのはバッハ会長。コスト削減への思いを披露する際に日本語で「モッタイナイ」と発言。折に触れ、この表現を用いてきた小池氏のお株を奪った。

 続けて、バッハ会長が4者協議の設置を提案。小池氏が「情報公開を徹底した形で開催できれば来月にも(第1回の)会議を開きたい」と日程を決めにかかるが、バッハ会長は「われわれは今月でも開始できる」と切り返す場面も。

 バッハ会長は「都の報告書が準備万全整ってはいないと伺っている。十分に時間を取って調査を充実させてほしい」とも付け加え、都が進める見直し作業への理解も示した。

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