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【衆院TPP特別委】安倍晋三首相「移民政策は毛頭考えていない」

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【衆院TPP特別委】
安倍晋三首相「移民政策は毛頭考えていない」

 安倍晋三首相は18日午前の衆院環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)特別委員会で、TPP発効後のヒトの移動の円滑化に関連し、「移民は全く念頭にない」と述べ、移民の受け入れにつなげる考えはないことを明言した。一方でTPPとは別に「高度外国人人材の受け入れ促進に加え、建設分野などで外国人材の受け入れを進めている」と述べ、外国人労働者の受け入れの意義を強調した。日本維新の会の小沢鋭仁氏に答えた。

 TPPにはビジネス関係者の一時的な入国の許可や申請手続きの迅速化の向上などに関する規定がある。小沢氏は首相の答弁を受け「移民は国際紛争のもとで、大変な問題だ。ただ、いわゆるヒトの移動は、国を越えて就労ビザがいらなくなるということだから、移民の問題ではない」と述べた。

 これに対し、石原伸晃経済再生担当相は「日本は必ずしも海外から来て仕事をしやすい国とは思われていない。TPP発効後は、規制緩和などを通じ、もっと働きやすい場所になると信じている」と答弁した。

 小沢氏が「TPPはそこまで決めていない。答弁が違うのでは」と詰め寄ると、首相は「今よりも自由になるということだ。欧州連合(EU)のようにビザなしで行けるわけではない。移民政策は毛頭考えていない」と引き取った。

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