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【生前退位】公的行為でご負担増加 多忙極める陛下のご日常 宮中祭祀に新たな位置付けを

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【生前退位】
公的行為でご負担増加 多忙極める陛下のご日常 宮中祭祀に新たな位置付けを

 だが、宮中祭祀は歴代天皇が受け継いできた国家、国民の安寧と繁栄を祈る最重要の伝統儀式であり欠かせない。深夜や早朝に及ぶ祭儀もあり、身体的負担は大きいが、天皇陛下は懸命に取り組まれてきた。

 さらに、地方や外国への訪問などが天皇陛下のご日程を圧迫する。陛下は、この公的行為の幅を広げて活動されてきた。

 宮内庁によると、昭和天皇と同じ74歳時点の1年間で比べると、現在の天皇陛下の着任、帰任の大使との拝謁数は4・6倍に、地方などへの訪問は2・3倍に増えた。昨年は15県40市町を訪ね、福祉施設などの関係者を激励されている。床に膝をついて見舞う被災地ご訪問も即位以来、55回(6月末現在)を数えた。

 平成24年2月に心臓の冠動脈バイパス手術を受けられるなど、陛下の体調は万全ではない。宮内庁も、式典でのお言葉や国賓客との面会数を減らすよう調整に努めたが、公務の大幅削減には至っていない。

 陛下は同年12月の誕生日を前にした記者会見でこう述べ、公的行為への強い自負をにじませられた。

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