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【生前退位】公的行為でご負担増加 多忙極める陛下のご日常 宮中祭祀に新たな位置付けを

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【生前退位】
公的行為でご負担増加 多忙極める陛下のご日常 宮中祭祀に新たな位置付けを

 有識者会議では、天皇陛下の被災地や外国のご訪問など、憲法が定める「日本国民統合の象徴」として公の性格を持つ天皇の公的行為のあり方も議論する。これは憲法が例示する国会召集、栄典授与など国事行為の遂行には当たらないものの、陛下は精力的に取り組まれてきた。その結果、公的行為による負担増という事態が生じている。

 天皇陛下の日常は、82歳の今もご多忙だ。昨年1年間の国事行為をみると、内閣から届いた1060件の書類の決裁、首相や閣僚など136人の任命式、文化勲章など73件の授与式に臨まれた。また、これとは別に、新穀収穫を感謝する11月の新嘗祭などの宮中祭祀は19件に上る。

 宮中祭祀は戦前は天皇の公務とされたが、連合国軍総司令部(GHQ)が突きつけた「政教分離の原則」の厳格適用により、コンサートや美術館鑑賞と同じ、天皇の私的行為とみなされるようになった。費用も天皇のポケットマネーに当たる内廷費から拠出される。

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