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【小池知事定例会見録】
豊洲問題「石原元知事は、まさしく当事者。具体的にお答えいただければ大きな解明につながる」
「ということで、体制を整える。まだ不十分でありますけれども、これまで3名だったところを、もうあと3名足すことによって、市場関係者の抱いておられるさまざまなご不安に対して、少しでも解決策につながるような、もしくは安心できるような、そういうサポートをさせて、アドバイスをさせていただくということでございます」
「また、専門家会議でありますけれども、現在、参加される委員の先生方、平田(健正)座長と日程について、今月の中旬をめどといたしまして開催できるように調整を進めているところでございまして、こちらについては、決定次第、皆さまにお知らせする予定といたしております。
【質疑応答】
--知事が今言った問題点の整理の中で、5番目に『地下空洞問題』として原因究明と責任追及について言及があった。既に専門家会議と小島(敏郎)先生のプロジェクトチームがあると思うが、責任追及についてはどこで議論をし、どのように決定していくのか、またいつごろになるのか
「前回、月末に報告が出ました。それによって、いつ、誰が、どこで、何をというのがまだまだ究明されていないと。自己検証であったという、ある種の限界が露呈したかとは思います。これはヒアリングということで、今の市場関係者を含めたヒアリングということで、強制力がございませんでした」
「そこで監察手続ということを含めまして、これからのヒアリング、これはヒアリングというよりは聴取というニュアンスの方が強いかと思いますけれども、それを進めてまいるところでございます。ですから専門家会議においては、今回、地下水のモニタリング結果が環境基準を超えて初めて出てきた点、また、地下の空洞が出てきたことについて、どうすれば本当に環境面の安全が保たれるのかどうか」