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26日召集の臨時国会 与野党攻防のヤマ場はTPPだが、ともに不安材料は「身内」にあり!?

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26日召集の臨時国会 与野党攻防のヤマ場はTPPだが、ともに不安材料は「身内」にあり!?

 ただ、不安材料も少なくない。答弁に不安定さが残る石原伸晃TPP担当相に加え、8月の内閣改造で起用された山本有二農林水産相のTPPに関する答弁力は未知数だ。衆院通過を目指す10月末までには、東京10区と福岡6区の衆院補欠選挙が控えている。野党としては格好の選挙向けパフォーマンスにもなり、特定の閣僚に照準を絞って失言を引き出そうとする可能性もある。

 1月に辞任した甘利明前経済再生担当相の金銭授受疑惑に加え、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉を含め抜本的に見直す政府方針についても、野党側が追及を強める展開も予想される。

 TPP承認案・関連法案の成立を急ぎ、野党の抵抗を押し切って強行採決に持ち込めば、野党側が審議拒否など態度を硬化させるのは必至だ。自民党内でも与野党協調を重視する参院側では慎重審議を求める声が多い。

 「(会期の)延長も十分あり得る」。松山政司参院国対委員長は召集日の閣議決定すらされていない8日の時点で延長を示唆し、発言撤回に追い込まれた。その一方で、「12月上旬までの会期延長は織り込み済みだ」と与党幹部が漏らすように、激しい与野党攻防が見込まれるTPP審議を見据え、会期延長は共通認識となっている。

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