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【日銀 金融緩和の枠組み変更】財界3トップは高評価、榊原経団連会長「極めて現実的」

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【日銀 金融緩和の枠組み変更】
財界3トップは高評価、榊原経団連会長「極めて現実的」

 日銀の金融政策について、経団連の榊原定征会長が、「長短金利の操作という新しい枠組みは、極めて現実的な対応」と、前向きにとらえるなど、財界トップはそれぞれ高く評価する考えを示した。

 北京市内で記者団の取材に答えた榊原氏は、日銀が物価目標2%を達成しても措置を続けるとしていることを「強い意欲を示すコミットメントだ」と、前向きに評価した。同じく北京市で日本商工会議所の三村明夫会頭も、「マイナス金利政策で長期金利の下落が問題視されてきたことに対応した。株価(日経平均株価)も上昇し、市場は好意的に見ている」と、記者団の取材に応じた。

 経済同友会の小林喜光代表幹事はコメントで「3年半にわたる異次元金融緩和による効果分析を踏まえた操作目標の『量』から『金利』への転換であり、適切かつ現実的な決定」と、評価した。だがその一方で、「今回はマイナス金利政策は現状維持となったが、導入から半年余りしか経過していないことも踏まえ、マイナス金利の深掘りは慎重に考えていくべきである」とくぎをさした。(北京 平尾孝)

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