産経ニュース

【小池知事定例会見録】「保育従事者の所得は最大8万2000円分改善される」 空き家、空き部屋も活用

ニュース 政治

記事詳細

更新

【小池知事定例会見録】
「保育従事者の所得は最大8万2000円分改善される」 空き家、空き部屋も活用

待機児童問題の解消に向けた対策について説明する東京都の小池百合子知事=9日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影) 待機児童問題の解消に向けた対策について説明する東京都の小池百合子知事=9日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影)

 「職員の方については、今、デフレからの脱却ということをうたい、そして、いかに給与を上げていくかという最中ですので、(給与半減すれば)これは逆行してしまいます。むしろ、何というのですか、残業を減らすことによる、残業による(残業代のような)プラスというのがなくなってしまう。基本的には、一言でお答えするならば、都庁の職員に対して、それで給与カットということなどは考えておりません」

 --削減期間は知事の任期中ずっとなのか。条例改正は、今後の知事にも有効なのか

 「まず、基本的に私の政治姿勢として行うものでありますから、その後の方がどうされるかは、その方がお決めになればいいと思います」

 「それから、基本的に4年間であります」

 --認可外の保育施設に対する都の調査の割合が低い。緊急対策の巡回指導チームは関係あるのか

 「残念ながら、このところ、事故なども、事故と言いましょうか、亡くなられた方、赤ちゃんがいらしたということなどもございました。また、調査については、やはりこういった調査をきっちりと行うということによって、現場に対してのいろいろなプラスの影響もございましょう。それから、現場でいろいろと話を聞いてあげるというのも有効な手だてではないかと、このようにも思います。これについては、より多くの現場との触れ合いができるような、そのようなチームができればと思っております」

 「いろいろと、調査については、児童福祉法とか、いろいろな法律に準じたものと、それから相談と、幾つか種類もあろうかと思いますけれど、いずれにせよ、できるだけ現場に目が届くような、そんな体制をとっていきたいということでございます」

 --当初8月と言っていた緊急対策の発表が遅れた理由は

 「これはあくまで補正予算であります。緊急性に鑑みということで、今回、この補正予算を、本日、皆様方に発表させていただき、議会でご承認をいただきたいと思っているところでございます」

 「発表の時期につきましては、一つ一つより精査をしたということと、それから、やはり緊急の対策であり、それから補正でございますので、年度内に、それを有効に生かしていただくためのインセンティブの工夫ということに少々時間がかかった部分もございます。やはり、せっかく用意した予算が有効に使われていく、そして待機児童の問題の解消につながっていくという本来の目的がしっかりと果たせるためには、細かな部分までチェックをさせていただき、そして本日この場に至ったということでございます」

 「補正予算の更なる考えがあるかについては、まず、今日、これを出させていただき、そして、それが年度内に消化できるものに、消化と言いましょうか、活用できるものとした工夫をしたわけでございますので、その状況を見るということだと思います」

 「むしろ、やはり待機児童対策というのは、非常に長期にわたるものでなければ、本来の意味で、お母さんやお父さんたちの安心感にはつながらないと思うのです。2人目を持とうとか、3人目を持とうとか、やはりみんないろいろと人生設計をされるわけでありますし、これまでのような待機児童が、もう続出するという中においては、何月に子供を産むか、出産するかまで、実際、お母さん、皆さん考えておられるというのが実態だと思うのです」

 「そういう意味では、これから待機児童対策を安心できる対策にすると、それによっていろいろと、また人生設計の話までつながってくるということですので、あまり小刻みというよりは、やはりちょっと長期に構えて、そして、それも猫の目のようにならないようにしながら進めていくというのが、本来の意味での待機児童対策の問題の解消ということにつながるのではないかと、こう思っております」

 --舛添前知事が進めていた政策で、浜離宮恩賜庭園の中の迎賓館建設計画にかかった費用がおよそ4億円で、完全に復元するには30億円以上かかると見られる。また、「&TOKYO」というロゴは関連グッズが制作されたほか、182か国に支援を促して、30億円ぐらい費用が使われているそうだが、この2つの費用対効果を見直す考えはあるのか

 「とても具体的なご質問でありますけれども、これもずっとつながる話で、つながるというのは何かというと、例えば、費用を投じて、それが途中で、わーっと高騰して、そして、むしろ不安とか不信を呼んでしまうケースが数あるからこそ、今回、東京大改革、そして改革本部を立ち上げたわけであります。一つの、それぞれアイテムだと思います。それらをよくチェックしていきたいと思います」

 「つまり費用対効果、まさしくこの費用をかけたけれども、広がりに本当につながるのかどうか、それからおもてなし何とかというユニフォームも、一言で言えばばらんばらんで、言ってみれば、『お金は使うけれども効果は出ない』の典型ではないかなと思います。よって、これらのことも含めて、本当の意味で、今必要なのか、このお金をかけてどれぐらいレガシーが作れるのかとか、そういったことも含めてチェックをしていきたいと思います」

 「前から言っているのですが、大義と共感というのが基本的な考え方です。世の中、大義がないところには予算など付けられないわけですけれども、それが実際に共感に広がるかどうかというところに一工夫、二工夫をすることが、プラスアルファの都政につながるのではないか。それこそが、小さなことの積み重ねかもしれませんが、東京大改革という大きな目的につながるのではないかなと、こう考えております」

 --1964年の東京五輪時に作った交通インフラの老朽化が進んでいる。道路、橋梁、トンネルなど、都民やインバウンドの方々に危険を及ぼす可能性もあるが対応は

 「東京オリンピックの頃にできたインフラ、これをうまくまたリユースしていくというのは、非常にレガシーを大切にするという意味では重要だと思っています。それから、そういったことと、一方で、老朽化が進んでいる、例えば地下のいろいろなパイプなどの老朽化、水道などがその一例でありますけれども、それについても言われているところであります」

 「私は前から無電柱化のことを言っておりますので、そういったユーティリティというか、そういった電気とか、通信とか、水とか、ガスとか、それらのことをいつも別々に掘り起こして、大体みんなあれでブーイングが出るのですけれど、そういったことのチェックというのは、別々の事業体でやっていたりするのだけれど、ここをもっとまとめてやるべきだということを持論で申し上げているのですが、どこまでできるのか、担当者にもチェックしたいと思っております」

 「例えば国の道路局などは『3つのM』があると。道路に関する行政で、道の駅と、それからメンテナンス、そしてあと無電柱化で3つのMだというのですけれど、そういった形で安心安全のために必要なインフラ整備というのはチェックをし、また、首都高なども非破壊検査などをして、耐震強度が十分なのかといったようなこともやって。おっしゃるとおり、新しくばーんと作るのも結構だけれども、そういった古いインフラをどう整えていくのかということを、全体的に総合的に見ていきたいと思っております」

続きを読む

「ニュース」のランキング