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【小池知事定例会見録】「保育従事者の所得は最大8万2000円分改善される」 空き家、空き部屋も活用

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【小池知事定例会見録】
「保育従事者の所得は最大8万2000円分改善される」 空き家、空き部屋も活用

待機児童問題の解消に向けた対策について説明する東京都の小池百合子知事=9日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影) 待機児童問題の解消に向けた対策について説明する東京都の小池百合子知事=9日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影)

 「それから既に支給されました、8月からもう既に給与の支払いというのを行われておりますけれども、それにも遡及した形で、うまくならした形で、1年間で考えるならば、50%になるようにいろいろな工夫をした、そういう中身にさせていただきます。合計額とすれば、年収とすれば1448万円という数字となります。これが減額後の金額となります。詳細は総務局にお尋ねいただきたいと存じます」

 「それから次でありますけれど、すみません、たくさんあるのです。次が都と、それから組織委員会で現在準備を進めております、パラリンピックのフラッグハンドオーバーセレモニーでございます。次のリオのパラリンピック競技大会の閉会式でございますが、これは現地時間の9月18日(日曜日)に行われます。ちょうど前回のオリンピックの閉会式と同じように、リオ市長からフラッグの引き継ぎを受けるという形となっておりまして、そして、雨が降らないことを願っておりますけれども、フラッグを私が受け継いだ後は、東京をPRするプレゼンテーションが行われます」

 「それで前回は、マリオの登場などなど、前もってお知らせをするというよりも、サプライズ感があったと思いますけれど、今回は、しっかり見ていただきたいということから、私の方から予告編として、その演出コンセプト、そして主な出演者をお知らせしておきたいと思っております。是非多くの都民、国民の皆様方に閉会式本番をご覧いただきたいと存じます。開会式も大変工夫が凝らされて、すばらしいものであったと思いますけれども、閉会式はいろいろな工夫をリオの方で、ブラジルの方でされるのでしょうが、最後の決めのタイミングで、今度はパラリンピックの、東京2020パラリンピックのPRとなります」

 「『POSITIVE SWITCH』というコンセプトで、パラリンピックには全ての人の意識を変える力があって、そしてパラリンピアンだけでなくて、『障がいがあることは、新しい可能性をもつこと』という発想で、POSITIVEという言葉を使って、魅力的な若者たちにスポットライトを当てます。2020年東京の目指すところを表現するということでございます」

 「主な出演者でありますけれども、3人の方をご紹介いたします。1人目はこちら、義足モデルのGIMICOさんという方です。彼女にとって義足というのは、自分をクールに表現するアピールポイントだと、ポジティブに考えて、そして数多くのクリエーターと作品を一緒に制作をされ、海外からも注目をされている方でございます」

 「2人目ですけれども、こちらはダンサーの方で、大前光市さんであります。義足を外されてダンスを始めると、短い方の足をむしろ活用することで、彼にしかできないダンス、世界で唯一の表現ができるということで、大変注目される1人でもございます」

 「3人目でございますけれども、こちらは暗闇の中での対話ファシリテーター、檜山晃さんでいらっしゃいます。視覚障害者である彼ならではの研ぎ澄まされた感覚で発見する東京を表現されると、このように聞いております」

 「そのほかにも、多くの障害者と健常者が出演されます。そして2020年、東京にいよいよやってくるパラリンピックが、日本にとって、そして世界にとって、新しく大胆なポジティブスイッチとなることを予感させる仕上げとなっておりますので、是非その中身そのものについては、当日の本番までご期待をいただきたいと存じます。こちらの詳細につきましては、オリンピック・パラリンピック準備局の方にお聞きをいただきたいと存じます」

 「すみません。もう一つあります。これもパラリンピックではありませんけれども、障害者が作った製品を販売するショップ、『KURUMIRU』が9月15日(木曜日)にオープンをいたします」

 「都内の障害者が働く福祉施設で作られたものでございまして、手工芸品などとても個性的で、また非常に魅力的な多くの製品が作られているわけでございますが、このショップで、こういった製品そのものの魅力に触れていただいて、製作者が誰かにかかわらず、品質だけで製品の魅力を知っていただけばと存じます。『雑貨のセレクトショップ』を目指さすというコンセプトとなっております。また店舗の運営ですけれども、経営の専門家にお願いして、おしゃれで入りやすい店舗を目指しているということでございます」

 「15日のオープニングの当日は、私自身がリオに出発をいたしますので、前日の14日(水曜日)に内覧会を開きますので、そこで製作者の方のお話を聞いて、製品を拝見していきたいと、このように思います。私もしっかりと応援をしていきたいと思っております。ちなみにもう一つ私は、ソーシャルファームということ、『ファームというのは農場ですか』という方がいらっしゃるのですが、会社でありまして、そういったこともまだしっかりと実現していこうという気持ちは変わっていないところでございます」

 「この件につきましては、福祉保健局の方にお尋ねいただけばと、このように思います。ということで、『KURUMIRU』のご紹介でございました」

 「たくさんありましたので、何が何だかいっぱい、どれもこれも重要なことが多いのですけれど」

【質疑応答】

 --(保育定員)5000人増やす目標を上げて1万7000人にするが、計画が達成できた場合、どれぐらい減るのか

 「今回の待機児童の対策でありますけれども、今、数字で5000人ということを申し上げました。これが呼び水となって、次の本予算につなげていくということでございます。ゼロというのは、また新しいニーズを生むことになりますので、追いかけっこになるかと思いますけれども、それこそポジティブな追いかけっこになるのではないかと、このように思っております。できるだけ早く、また待機児童を抱えておられる、もしくはこれから子育てをしたい、もしくはもっと、いわば結婚したい、そういった方々も誘発できるようになっていけばと思っております」

 「そういったことも含めて、これからもこれをベースにしながら進めていきたいと思っております。これはあくまでも第一弾でございまして、まずは待機児童そのものの減少はこれで、今回の緊急対策で減ると考えております。いずれにしましても、『2020年に向けた実行プラン(仮称)』の中で具体的な政策目標を定めていきたいと考えております」

 「それから、国家戦略特区諮問会議でありますけれども、今日、参加をさせていただき、女性の活躍という観点から、様々な環境を整えていく、子育ての環境なども整えていく、育休制度などについても、国の方に要望していくということでございます。いろいろと整合性を持たせていくということですが、やはり育休制度をより定着をさせていくためには、先ほどのイクボス宣言ではありませんけれども、やはり企業とか働き先の考え方、それをどのような形で企業として、やはりそれにはお金もかかるということでありますので、そういったところを国として、どうバックアップしていただくかというのは結構肝になってくるかと思いますので、そのあたりも要望してまいるつもりでございます」

 --知事の給与半減だが、都庁の職員の給与の削減などは

 「私、知事としての給与の半減でございますが、これは、これからの改革、身を切る改革ということの姿勢を示すというのが一番大きな観点でございます。『ちゃんと仕事をして、ちゃんとお金をもらえばいいではないか』ということも言われているようでございますが、ここはもう姿勢の問題でございますし、何よりも選挙中にお約束をしたことでございますので、一つ一つ守っていきたいと、このように思います」

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