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【小池知事定例会見録】「わが国が主体となって判断をするもの」韓国人学校・都有地貸与の白紙を問題視する質問を牽制

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【小池知事定例会見録】
「わが国が主体となって判断をするもの」韓国人学校・都有地貸与の白紙を問題視する質問を牽制

定例記者会見に臨む小池百合子都知事=5日午後、東京都新宿区・都庁(納冨康撮影) 定例記者会見に臨む小池百合子都知事=5日午後、東京都新宿区・都庁(納冨康撮影)

 --初登庁のときに川井(重勇)議長をはじめ自民党側の態度が不適切だということで抗議や批判の声が寄せられているということだが、知事はどう考えるか

 「いえ、川井議長、そして副議長にお迎えをいただいて、大変ありがたいと思っております。そしてまた、議会の皆様方とは、それぞれの会派によって濃淡は確かにございましたけれども、しかし、どれも大切な議会の会派の皆様方でございますので、都民ファーストは、これは議員の皆様方にとっても同じことだと思っておりますので、そこは真摯に取り組ませていただき、都民の皆様方にご迷惑がかからないように最善を尽くしたいと考えております」

 --選挙期間中に韓国人学校(増設のために都有地を貸与するという舛添氏の方針)について白紙に戻すという方針に変わりはないか

 「答えはイエスでございます。地元の皆様方にも、あれは選挙が始まる前でございましたが、お会いをいたしまして、もうその選挙前の段階で、反対の署名が既に2500筆集まっておりました。そしてまた、地元の皆様方の声を反映して、では、どうするのかということについても、よく皆様方のお声を聞いてまいりたいと思っております」

 「地域の皆様方のご要望は、まず、いつ、どこで、どういう形で決められたか分からない韓国人学校の建設について、地元にも十分な説明がなかったという、それが1点と、それから、この都有地を有効に利用するのであるならば、保育、そしてまた高齢者に対してのケア、これらについてご要望がございました。これについては、都庁の担当の方に、どういう形で何が実現できるのか、これについて研究をしてもらうようにいたしたいと考えております」

 --(舛添前)知事が韓国側に約束された話。それを撤回されるというのは、かなり問題だと思う

 「これについては、まだ実際どうであったのか、よく伺っておりません。舛添さんから直接伺うのがよろしいのかと思いますけれども。しかし、それについては、また韓国の関係者にはきちんと手当てといいましょうか、ご説明はしていく必要はあろうかと思っております。しかし、ここは東京であり、そして日本でございますので、我が国が主体となって判断をするものと、このように考えております」

 --小池知事のファッションが毎回話題になっている。丸川(珠代)新オリンピック担当大臣の就任時の衣装が小池知事の就任時の装とよく似ていたというのが話題になっている。丸川大臣とは、2020年オリンピック成功に向けた連携について話したか

 「大変ワイドショー的な話題ですね。はい、ありがとうございます。コメントは特に申し上げることもないかと思いますけれども、何でしょう、丸川さんは、立場として、今回、選挙中におっしゃったというのは、彼女は大変聡明な方ですから、そこは理解されて、で、私も、もう、言ってみれば大先輩になりますので、そこはちゃんと受け止めております。ですから、その辺のコメントについては、スタジオのコメンテーターの皆様方にお任せしたいと、このように思います」

 「そして、これも、オリンピック・パラリンピックの成功は、担当大臣になられた限りは、ともに連携してやっていくというのは当然のことでございますので、丸川大臣もその点はよくご存じだと思います。なお、『オリンピック・パラリンピック担当大臣って何をするの』と、前に遠藤利明大臣にお聞きしたところ、『テロ対策だ』と。『一言で言ってテロ対策』という答えが返ってまいりました」

 「ですから、むしろ、この会場をどうしてこうしてというよりは、別のそういったセキュリティーという大きな役割が彼女には課されられるものがあると、このように認識いたしておりますので、少々役割的に、もちろん私も首都防衛といいましょうか、テロ対策というのも私の都知事としての所管に当然入ってくるわけではございますけれども、そういった点で、役割的に若干皆さんの想像されているのとは違うのかなと思っております」

 --築地市場移転について「一旦立ち止まって考える」と発言があった

 「選挙期間中も一旦立ち止まるというお話をさせていただきました。これまで、昨日も都の方から、担当者から説明を受けたところでございます。一方で、都からすれば、この問題はとにかく11月7日のオープニングに合わせて、引っ越しも全て決まっている。まして、100日前のイベントをやっているということで、既にオンゴーイングの話だと、このように承知をいたしております」

 「一方で、私も環境大臣をやっておりました頃から、東京ガスの跡地は足を運んでおります。さらに、3・11などもございました。そういった点で、安全性も含めて、それから、繁忙期にかかるのでということで、11月7日の先延ばしを望む、そのような方々もおられると聞いております」

 「この間、これまでの知事が、市場関係者の方々と直接ヒアリングをされたということがあるのかどうか。これも確認しながら、やはり都民ファースト。実際に市場関係者の方々も都民であり、そこに、その後の築地の話をすると混乱するかもしれませんけれども、私は一度しっかり、都の話は聞きましたので、今度は、そのステークホルダーである方々にお話を聞く、そのような時間を設けたいと思っております」

 「いずれにしましても、11月7日というのはもう決められている中において、しかしながら、そこで都民の皆様方の納得が得られるようなものなのかどうか、8月にはもう農水大臣からの承認といいましょうか、ございますね。それから、10月は事実上の安全宣言になるのかどうか、これらのスケジュールを見ながら、そして、そういう中で何ができて、何ができないのか、これを見きわめる。そういう意味で、『一旦立ち止まる』という表現を使わせていただいているところでございます」

 --副知事の人事だが、若狭勝氏が意欲を見せている。起用する可能性は?

 「若狭さんは、私の盟友であり、今回の私の選挙も若狭勝さんなくしてはなかったというぐらい、大変その力量とその男気には私は感謝をしているところでございます。なお、この後、改革本部を都庁内に設けてまいる際には、様々な問題点の、ある種あぶり出しと言っていいのでしょうか、それらについては、プロ中のプロでございますので、是非お願いしたいところではございますが、しかしながら、彼自身が今も衆議院議員であるということ、昨日、私は二階幹事長にも、また安倍総理にも、処分については、区議を含めて寛容にお願いをしたいということで申し上げてまいりましたので、今後も自民党の衆議院議員として活躍されることだと思っておりますが、今、総合的に今後判断をしてまいりたいと、このように思います」

 「いずれにせよ、私にとりましては大変な理解者であり、また、助言を頂ける方でございますので、これからも連携を続けていきたいと思っております。

都庁の人事全体につきましては、まず私自身、都庁に来て、まだわずかでございますので、まず、私自身が、この都庁の空気を含めて、しっかりと学び、そしてまた、どのような形で今後進めていくのか、まさしく総合的に考えて判断をしてまいりたいと考えていると、このように頭の中では描いております」

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