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【参院選】業界・労組票に依存強まる

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【参院選】
業界・労組票に依存強まる

主な業界労組系候補の結果 主な業界労組系候補の結果

 10日投開票の参院選比例代表では自民、民進両党いずれも業界団体や労働組合の支援を受けた候補が当選上位に名前を連ねた。特に民進党は比例代表当選者11人のうち8人が連合傘下の産業別労働組合の組織内候補だった。

 民進党の連合組織内候補は過去最高の12人。9人を擁立した前回参院選では旧民主党の労組系候補が得た個人名票が160万2520票だったのに対し、今回は211万229票を獲得した。労組系候補の落選は前回を上回り4人という結果だったが、獲得票に着目すれば組織票の掘り起こしに一定の成果を得たといえる。民進党の総得票数に占める労組系候補の個人名票の割合も24.17%で、前回の22.46%を上回った。

 厚生労働省の推定によると、昨年6月末現在の労組の組織率は17.4%と過去最低だったが、労組依存はむしろ強まったといえる。

 一方、自民党の比例代表当選者上位には、民間シンクタンク「独立総合研究所」社長の青山繁晴氏や、女性ボーカルグループ「SPEED」のメンバー、今井絵理子氏ら著名人が名を連ねたが、最も個人名票を獲得したのは全国郵便局長会(全特)組織内候補の徳茂雅之氏の約52万票だった。

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